東京餃子通信編集長の塚田です。
3月に放送された「オータケ・サンタマリアの100まで生きるつもりです」のロケでお世話になった「むさこのギョウザマニア」に改めて訪問してきました。
新丸子駅と武蔵小杉駅の丁度真ん中ぐらい。
どちらの駅からも徒歩5分ほどで「むさこのギョウザマニア」に到着。
西荻窪の本店「ギョウザマニア」は、ミシュラン東京のビブグルマンにも選出されるなど、最近注目の餃子専門店です。
とても開放的な店の作りです。
お店の外にも席があり、これからの季節は良いかもしれないですね。
まずは瓶ビールで乾杯。
瓶ビールは赤星、お通しはザーサイでした。
すぐに出てくるものとうことで棒棒鶏を注文。
脂身の少ないヘルシーな感じの、棒棒鶏でした。
ゴマダレとラー油がかなり美味しくて、餃子につけて食べても良さそうな味でした。
「ギョウザマニア」は水餃子が人気のお店ですが、せっかくなので焼餃子も頼んでみました。
薄めでパリッとと焼きあがった羽根がついているのが特徴。
焼き色もきれいですね。
焼餃子の羽根はこのアングルから覗き込むように撮るのが好きなんです。
ここから羽根を見ると美しさがより伝わりますよね。
ギョウザマニアでは水餃子同様に、焼餃子にも手打ち手延べの皮を使っています。
ヒダは少なめですが、伸びる皮の特徴を生かして餡をたっぷり包んでいます。
味付けは濃い目なのでタレをつけなくても満足度の高い風味に仕上がっていました。
下味はしっかりしていますが、お酢を使ってさっぱりとさせたかったのでお酢とラー油のタレをつけて食べてみました。
そのまま食べても美味しいですが、ラー油の辛味も良いアクセントになるのでお勧めです。
続く水餃子を待ち受けるためにビールから紹興酒にドリンクを変更。
最近、紹興酒のソーダ割り、いわゆるドラゴンハイボールにはまってるんですよね。
これも餃子に良く合うお酒の一つだと思います。
そして水餃子の登場。
ギョウザマニアがこだわる「打ち立て」「包み立て」の皮です。
他ではあまりお目にかからないピーマンの餃子を選びました。
ギョウザマニアの餃子メニューの中では、この餃子が一二を争うほどの人気メニューらしいですよ。
薄くてモチモチとした弾力のある皮の中には、ピーマンの緑色が透けて見えるほど。
餡のシャキシャキした食感を上手に活かしていました。
そしてピーマン特有の青臭さがあまり感じられず、どちらかというと爽やかな風味。
ほのかな苦みがアクセントになっていて、餃子とピーマンの相性の良さを学びました。
シソやセロリ、パクチーなどの香味野菜類が餃子に合うように、ピーマン餃子にももっと注目が集まっても良いのではないかと思いました。
当店人気メニューというのも納得です。
焼き餃子用に作ったお酢とラー油のタレを水餃子でも試してみました。
水餃子もかなりジューシーに仕上がっているので、お酢をつけると豚肉の旨味が引き立ちます。
ラー油のピリ辛風味との相性も良いですね。
適度に味の変化をつけながら食べるとより楽しめる餃子だと思います。
餃子が美味しいのはもちろんのこと、ゆっくりと餃子が楽しめるお店の雰囲気も良かったと思います。
美味しい水餃子た食べられるお店は貴重なので、ギョウザマニアには今後も少しずつでも構わないのでお店を増やしていってほしいですね。
むさこのギョウザマニア (餃子 / 新丸子駅、武蔵小杉駅、向河原駅)
夜総合点★★★★★ 5.0