東京餃子通信編集長の塚田です。
新横浜の日産スタジアム周辺でマラソンの練習を行った帰り道、ラーメン博物館でランチを食べようと向かうと、週末ということもありどのお店もかなりの待ち時間。
諦めて他の店に向けて歩き始めると、、、
数件手前に中国家庭料理専門店を発見。
皮から手作りモチモチ餃子と書かれています。
階段を上っていくとフェンシングの選手が立っています。
アスリート中華を標榜するYI-Chang(イーチャン)というお店です。
フェンシングの選手はユニフォームだけ。
女子の日本代表選手のユニフォームのようです。
店内にはバスケットボール選手などのユニフォームやサインが並んでいました。
新横浜は日産スタジアムや横浜アリーナ、新横浜スケートセンターなど各種競技場があるので、アスリートも良く訪れる場所ではありますね。
席についてメニューを開くと、アスリート中華についての説明がされていました。
日体大でアスリート食を学び「アスリートフードマイスター」の資格を獲得した店主さんが、トップアスリートも安心して食べられる中華料理を開発し提供しているとのことです。
餃子についても一つ一つ皮から手作りしている様子。
これは楽しみです。
焼餃子が3種、水餃子も3種あります。
餃子を注文しようと店員さんを呼ぶと、なんとランチタイムは餃子は提供していないとのこと、、、
仕方がないので、ランチでイチオシのメニューになっていた汁なし担々麺を注文。
辛さや痺れは控えめですが、香辛料をたっぷりつかっていて非常に深みのある味わいです。
イメージかもしれませんが身体にも優しそうな感じがしました。
手作り皮の水餃子が気になったので、別の日のディナータイムにあらためて訪問しました。
今度は入り口のところに餃子のメニューも出ています。
今度はありつけそうですね。
土曜日の夜に来たので店内はガラガラ。
ランチタイムに訪問した時とうって変わって他のお客さんは一人もいません。
新横浜という場所柄、周辺でイベントがない日は仕方がないのかもしれないですね。
焼餃子とネギたっぷりユーリン水餃子を注文し、車を運転してきたので飲み物はアスリートコーラを注文。
クローブやシナモン、カルダモンといった色々なスパイスを調合した手作りのコーラです。
コーラというと甘そうですが、甘さは控えめ。
香りがとても良くてクセになる味です。
これだけ飲みに来たいと思うぐらい気に入りました。
10分ぐらいして餃子が運ばれてきました。
まずは焼餃子。
焼き加減も良い感じです。
ぷっくりとした形でとても食べ応えがありそう。
箸で持ち上げても重みを感じます。
ヒダもぴったりと閉じて、餡と肉汁を中にしっかりと閉じ込めています。
皮はモチっとした弾力がとても強く、カリッとした焼き面の食感と対極的で面白いですね。
若干硬すぎるかもしれないと感じるほど重量感のある皮です。
餡は豚肉比率がかなり高め。
更に小籠包の様にスープが餡に練りこまれていて、ものすごくジューシー。
餡の下味はしっかりしているのでタレは不要でした。
味は濃い目ですが、ニンニク不使用でスープもさっぱり目で脂っこさがないので、もたれる感じはありませんでした。
続いてユーリン餃子。
水餃子にネギと糸唐辛子、油淋鶏風の甘辛いタレがたっぷりかかっています。
見るからに弾力の強い皮ですね。
一口で頬張るにはギリギリの大きさ。
かなり食べ応えのある餃子です。
あと、これまであまり意識したことなかったのですが、糸唐辛子ってあまり辛くないんですね。
断面を見るとわかると思いますが皮は極厚。
かぶりつくと中から肉汁がビュッと飛び出てくるので危険です。
ユーリンタレはもう少し辛くて刺激があっても良いかと思いましたが、身体への優しさを考えるとこれくらいが丁度良いのかもしれません。
極厚皮の焼き餃子と水餃子だけで満腹。
チーズ入りの餃子や、プロテイン入りのスイーツなど、気になるメニューも色々ありましたが、餃子を2品でこの日は打ち止めにしました。
値段設定もリーズナブルなので、日産スタジアムでの駅伝やマラソンイベントの打ち上げなどに使って、今度は人数多めで来たいと思いました。
ただし日曜日が定休日とうことで、使えるのは土曜日のイベントに限られそうです。
アスリート中華ダイニングYI-CHANG (中華料理 / 新横浜駅)
夜総合点★★★★★ 5.0