東京餃子通信編集長の塚田です。
昨年の10月に日テレのシューイチで結成されたシューイチ餃子部の活動を支援させてもらったのですが、その際にジョビジョバリーダーのマギーさんが下北沢の「新雪園」を推薦していました。
中華料理の老舗店で餃子が美味しいという事は知っていましたが、実は未踏のお店でした。
先日、下北沢に行く用事があったついでに、ようやく「新雪園」を訪問してきました。
お店の前にはずらりとメニューが並んでいます。
休日のランチタイムを外した少し遅めの時間だったのですが1階席は満席。
地下に案内され、広々とした部屋に一人ぽつんと案内されました。
地下の部屋は円卓もありちょっとした宴会にも使えそうな雰囲気です。
まだ明るい時間でしたが、休日なのでビールで乾杯。
瓶ビールはスーパードライでした。
シューイチでマギーさんが紹介していた焼き餃子も美味しそうだったのですが、北京料理のお店という事で、水餃子を選択。
もう一品、メニューの写真をみてどうしても食べたくなった炸春巻を注文。
玉子の皮で包んだ春巻きとのこと。
注文から5分ちょっとで炸春巻と水餃子が運ばれてきました。
どちらも美味しそう。
まずは炸春巻。
調べてみると関西では玉子の皮を使った春巻きを出すお店が多いみたいですね。
ルーツは山東省らしいです。
薄く焼かれた玉子焼きのシートで餡を包み、天ぷらのように衣をつけてから揚げています。
表面はサクサクっと、中はしっとりとした独特の食感。
餡は野菜たっぷりでヘルシー。
こういう春巻きも良いですね。
続いて水餃子。
重量感のある水餃子が8個盛られています。
かなり食べ応えがありそう。
これは複数人で来た時に注文すべき料理ですね。
自家製のモッチモチの皮。
表面も滑らかな感じですね。
餃子の形がそろっていないのも、逆に手作り感が伝わって来て魅力的に感じられます。
厚くて弾力のあるモチモチ皮の中には豚肉多めのジューシーな餡。
粗めにカットされた白菜のシャキシャキ感、そしてニラの風味も効いていて、これぞ本場中国の水餃子という感じの餃子でした。
もちろんニンニクは使われていません。
餡の下味がかなりしっかりしているので、基本的にタレはいらないと思います。
一人で8個を食べると後半少し飽きてきたので辛味をつけるために、お酢とラー油をつけてみました。
お酢は黒酢ではなく普通の穀物酢。
お酢でさっぱりさせて、辛味をちょい足し。
基本はタレ無しがおススメですが、この食べ方もありだと思います。
新雪園は、深夜5時まで営業をしているとのことで、劇場やライブハウスでのステージ上がりの人たちが打ち上げに来ることが多いようです。
確かに1階の店内には、芸能人のサインで一杯でした。
ようやく訪問できた新雪園ですが、今回はマギーさんおススメの焼き餃子はおあずけ。
また次回訪問のための楽しみにとっておきたいと思います。