東京餃子通信編集長の塚田です。
餃子専門店を見つけたというタレコミ情報をいただいたので池尻大橋にやってきました。
池尻大橋駅を降りて山手通りを超えた人通りの少ない路地裏に、本日のお目当のお店「HUG」を発見。
ホッピーの提灯があるところからして、居酒屋風のお店だと思われます。
HUGという店名は抱擁のhugからきているのかと思ったら
HOTTOSURU
UMAI
GYOZA
の頭文字のようです。
チョイ飲みセットがかなりお得。
餃子とおつまみ逸品とドリンクで1000円。
餃子は野菜多めのあっさり餃子と、肉多めのこってり餃子の2種類をベースに、チーズフォンデュや揚げ餃子、炊き餃子と色々とアレンジが楽しめるようです。
店内のお客は私だけ。
カウンター席に座りチョイ飲みセットを注文。
ドリンクはハイボールを指定しました。
店内はもともとスナックだったようで、カラオケセットと各壁面にモニターが設置されています。
つまみは酢モツにしました。
餃子も鉄鍋のようなので福岡っぽいつまみを選んでみました。
酢モツを肴にハイボールを楽しみながら餃子の焼き上がりを待ちます。
注文が入ってから包まれた餃子を鉄のフライパンで焼いていました。
見えにくいところで手間をかけているのに、お店のこだわりを感じます。
鉄鍋で蒸し焼きにした後に油を投入して揚げ焼きに。
仕上げに熱した鉄鍋に乗せ換え、付け合わせのの野菜を盛りつけたら完成。
サクサクに揚げ焼き。
いい焼き具合ですね~。
豚肉多めでニンニクがしっかりと効いたこってり餃子。
粗めにカットされた野菜のザクザク感が揚げ焼きの皮よく合っています。
背油を使ってコクを出しているようです。
餃子のタレはポン酢。
ポン酢の爽やかな香りで食欲が促進されます。
こってり餃子でハイボールを飲み切ってしまったのでドラゴンハイボール。
紹興酒のソーダ割なのですが、最近の私のお気に入りの飲み方です。
餃子にもよく合うんですよ。
そしてあっさり餃子。
焼き面だけを見ても、こってり餃子なのかあっさり餃子なのか判別はつきません。
先ほどのこってり餃子よりも、さらに強めに揚げ焼きになっています。
このギリギリな感じが良いですよね。
端の餃子はヒダの近くまで焼かれています。
焼餃子と揚げ餃子の丁度間ぐらいの仕上がりです。
餡はこってり餃子に比べると野菜比率はかなり多め。
ニンニクは使わずに大葉であっさり感を演出しています。
HUGでは、餃子ダレにトッピングを追加することができます。
柚子胡椒や酢胡椒レモン、黒酢にんにく、大根おろしなど。
今回は、広島餃子風にごまネギを選択しました。
どのトッピングもお酒が進みそう。
このラインナップにとてもセンスを感じます。
ポン酢にたっぷりのゴマとネギを投入。
ラー油で辛味をつければこれで完成、
広島で教えてもらった食べ方を実践。
ヒダの部分でネギをすくうようにして食べると、餃子と一緒にたっぷりのネギを楽しむことができます。
餡を2種類用意したり、包みたての餃子を揚げ焼きにしたり、タレのトッピングを提案したりと、餃子とお酒を楽しめるように色々と趣向を凝らしていて今後が楽しみな餃子居酒屋だと思いました。
気軽にふらっと立ち寄れる雰囲気なのも良いですね。
また再訪して今回食べられなかったアレンジ系の餃子メニューも食べてみたいと思います。
池尻大橋 黄金鉄鍋餃子 HUG (餃子 / 池尻大橋駅、神泉駅、駒場東大前駅)
夜総合点★★★★★ 5.0