東京餃子通信編集長の塚田です。
川崎市は中華料理店が非常に多いことからご当地餃子の町としてもPR活動を行っています。
平成19年にはかわさき餃子舗の会が発足し、現在では21店舗が参画し「かわさき餃子」および「かわさき餃子みそ」の普及活動を行っています。
以前からの加盟店は、ほぼ全店を訪問済みだったのですが久しぶりにかわさき餃子舗の会のWebサイトを訪れてみると新規加盟店と思われるお店を発見。
早速訪問してきました。
場所は川崎駅の西口を出て徒歩5分弱。
今回の訪問店「狸小路飯店」に到着しました。
西口の再開発で新しくできたお店なのかと思いきや創業は1971年。
かわさき餃子舗の会に入ったのが最近ということのようですね。
店内は一番手前はバーカウンターのようになっていて、その奥にテーブル席、更に奥には座敷があります。
色んな楽しみ方ができそうな町中華店です。
更にはWebサイト情報だと宴会場にはレーザーカラオケセットがあると書かれていましたが、いまどきレーザーカラオケって本当なんですかね?
もし現存するのであれば次回見てみたいものです。
テーブル席に座り横に目をやると「かながわサンマー麺の会」の一員として、全国中華料理大阪大会で麺類の部で一位に輝いた際の賞状が飾ってありました。
かながわサンマー麺の会にも所属しているようです。
サンマー麺も好物なのでサンマーメンと餃子を注文。
先にサンマー麺が運ばれてきました。
野菜あんがたっぷりかかっていてとても美味しいサンマー麺でした。
いつまでも熱々のサンマー麺をハフハフ言いながら食べるのが良いんですよね。
若干口の中が火傷したりしますが、気にしてはいけません。
続いて焼き餃子の登場。
一皿6個で400円。
餃子のサイズはごくごく一般的なものです。
焼き色はやや薄めですが焼ムラがほとんどなくキレイに焼けています。
皮はやや厚めで、ひだ深め。
手作り餃子をウリにしているだけあってきれいに包めていますね。
もっちりとした弾力が感じられる皮でした。
餡は野菜多めでありながらも豚肉の存在感も感じさせます。
ニンニクもしっかりと効いていて、昔ながらの焼き餃子という懐かしい味わいの餃子ですね。
テーブルには出ていなかったので、店員さんにかわさき餃子みそを依頼します。
冷蔵庫からかわさき餃子みそを出してきてくれました。
テーブルの上ではあまりみそダレのアピールはされていなかったので、これを頼む人は少ないのかもしれないですね。
お酢とラー油をつかて餃子みそを自分好みに調合しました。
そしてタレをたっぷりつけていただきます。
餃子自体の味付けがシンプルなので、みそダレで味を変化させるのには向いている餃子だと思います。
この日はサンマーメンのサイドメニューとしていただきましたが、この食べ方をするのであれば白米やビールとの組み合わせを試してみたかった気もします。
今回はサンマー麺と餃子のみでしたがこの味なら安心して他のメニューにも手が出せそう。
50年近くこの地で地元のお客さんに愛され続けてきただけのことはありますね。