東京餃子通信編集長の塚田です。
仕事帰りに一人呑みをしようと、ちょっと寄り道をして門前仲町へ。
タレコミ情報を元に向かったお店がなんと臨時休業ということで、門仲周辺で別のお店を急遽探すことになりました。
食べログ上で管理している行きたい店リストの中から見つけたのが、「オリエンタル酒場JILI」。
メモには「dancyu餃子部で推薦、上海風ワンタンが食べられる」と書いてありました。
上海ワンタンはボリュームがあって皮もしっかりしているの、好きなんですよね。
そしてdancyu餃子部の部員が推していたのであれば間違いありません。
お店の場所は門前仲町駅2番出口をでて徒歩1分の好立地。
このビルの2FにJILIが入っています。
そとからカラフルな提灯が見えますね。
店内はカウンター8席テーブル席が12席の計20席。
こじんまりとしたお店を、店長さん一人で切り盛りしていました。
カウンターがあるのでお一人様でも楽しめますね。
おすすめメニューは黒板に。
ただしここに書かれていなおすすめメニューもあるらしいので、店主さんに聞くのが早いです。
中華メニューを中心に色々と用意されています。
上海ワンタンを注文し、ビールを飲みながら待ちます。
ビールはハートランドです。
看板にのってなかったおすすめメニューのポテサラ。
ジャガイモの形がしっかり残っていてホクホクしています。
食べるラー油とさくらえび、パクチーが良いアクセントになっていて、酒のつまみになるポテサラです。
ビールの次に頼んだのは、レモンサワー。
最強レモンサワーと銘打ってあり、凍ったレモンが丸ごと入っています。
見た目のインパクトが強いレモンサワーですが、甘さが少なくすっきりとしていて飲みやすいレモンサワーでした。
そして主役の上海ワンタンの登場。
今回は焼きワンタンで頂くことにしました。
ゴロゴロっとした大きくて食べ応えのありそうなワンタンが6個。
花椒塩で食べることを勧められました。
焼き色もカリッときつね色に仕上がっていて旨そうですね。
ワンタンなので四角い皮を使って包まれています。
餡を皮に折り込んで、左右をくっつけるとこんな形になります。
皮の形と包み方が餃子とは異なりますね。
コシのしっかりした強い皮の中には緑色の餡が包まれています。
これはなずななのです。
春の七草のなずな。
ぺんぺん草ですね。
なずなは上海ワンタンでは欠かすことができない具材がなずななのです。
塩気は花椒塩をちょい付けして調整。
花椒の香りが良いアクセントとなっています。
〆に注文したのは上海田舎そば。
上海の食堂などで出てきそうな飾り気のない中華そばです。
塩味のスープがお酒の後に嬉しい一品です。
こういう汁そばだと深夜に食べても罪悪感が無いですよね。
今回ははからずして一人で来てしまいましたが、数人でワイワイといろんなメニューを食べた方が楽しそうなお店です。
門仲も楽しそうなお店がたくさんあるので、門仲食べ歩きツアーってのも良さそうですね。
オリエンタル酒場ジリ (中華料理 / 門前仲町駅、越中島駅、木場駅)
夜総合点★★★★★ 5.0