東京餃子通信編集長の塚田です。
前回の記事紹介した東銀座の「餃子屋」の帰り道、近くにもう一軒新規開店の餃子店があったのを思い出し、はしごをしてきました。
「餃子屋」からは徒歩1分、築地玉寿司がある交差点を曲がってすぐのところに、「黒豚餃子 宇一」という餃子居酒屋風のお店ができていました。
6月に開店したばかりで、新店掲載の早さがウリの食べログにもまだ未掲載のできたてホヤホヤのお店です。
何個でも食べたくなる「黒豚餃子」が、文字通り看板メニューの様です。
お店がある建物は奥まったとこにあり、そこまでの通路は良い感じの雰囲気に仕上げています。
店内はこじんまりとした作り。
カウンター席と小さな席が中心で、カウンター席も大きなテーブルを真ん中で区切っているタイプです。
おひとり様や少人数での来店をターゲットにしている様子。
2人で訪問したのですが、テーブルは埋まっていたのでカウンター席に横並びに座ります。
ドリンクはホッピーを選択。
白と黒が選べました。
焼餃子と水餃子を注文。
すぐに出てきそうな黒豚のガツ刺しも合わせて注文しました。
ガツは豚の胃袋。
コリコリとした食感が特徴で、ポン酢で和えてありました。
もひとつタコぶつも注文。
ガツとタコで餃子が出てくるまでをつなぎます。
しばらくして水餃子が先に運ばれてきました。
丼に盛られ濃い目のスープに浸かっています。
皮はかなり薄めです。
モチモチ感はありませんが、つるっとしたのど越し重視の仕上がり。
餡は、豚肉比率がかなり高く、余計な味付けもあまりされていません。
ニラ、ニンニクなどの香味野菜も使っていないので、黒豚の旨味で勝負をしています。
続いて焼き餃子。
6個一皿で登場です。
水餃子同様にかなり薄めの皮。
焼き機に焦げが残っているのか、ヒダが少し黒くなっているのが残念なところ。
餡も水餃子と同じで豚肉比率がかなり高め。
こちらもニラ、ニンニクは使われていません。
野菜はネギとキャベツが少し使われている様子。
豚肉比率が高いので酢コショウで食べても美味しそう。
お酢にコショウをたっぷり振りかけて作った酢コショウダレを餃子に絡めていただきました。
余計な脂が落ちて、黒豚の旨味をよりダイレクトに感じられるようになりました。
まだまだ開店間もないということで、餃子の焼き方はもう少し改善の余地がありそうですが、せっかく便利なところにできた餃子専門店なので是非頑張ってほしいですね。
アレンジしやすそうな餃子ではあるので、餃子メニューがもう少し増えてくると面白いと思いました。
