東京餃子通信編集長の塚田です。
今回は和歌山からの餃子レポートです。
今年の3月にも日帰りで和歌山出張があったので和歌山の餃子レポートを行いましたが、今度は泊りでの和歌山出張。
和歌山餃子を堪能したいと思います。
今回は時間の余裕もあったので、餃子を食べに行く前に和歌山城を見学に立ち寄りました。
暑い日だったので、天守閣近くに上って行くだけで汗だくに。
中には入らなかったのですが見晴台の撮影スポットから美しい天守閣を眺めることができました。
実は、本当の目的地は和歌山城ではなく、和歌山城近くにある和歌山ラーメンの人気店「まるイ」十二番丁店。
和歌山城から見ると和歌山市役所の丁度裏当たりにあります。
ちょっと遅めのお昼時に訪問したのですが店内はかなり賑わっていました。
カウンター席に座ってメニューを確認。
ラーメンとギョーザを注文。
はや寿司も気になったのですが、お腹と相談をして今回は遠慮しておきました。
まずはラーメンの登場。
「ネギふつう」を選びましたが麺が全く見えないほどにどっさりと掛かった青ネギに驚かされます。
やや細めのストレート麺でスープはとんこつ醤油。
これは和歌山ラーメンの基本スタイルの様ですが、ネギどっさりは「まるイ」オリジナルの様です。
このネギがやたらと旨い。
朝採れの緑宝黒葱という銘柄のネギを生産農家から直送してもらっているそうです。
ラーメンを食べ始めたところで餃子も焼き上がりました。
小ぶりでちょっと変わった形をした餃子が8個。
これで380円というのはリーズナブルな価格設定だと思いますが、ラーメンのサイドメニューとして考えると、この半分ぐらいの量の設定もあると嬉しいですね。
薄皮を使い、両サイドをつぶしたような包み方です。
油は少な目で非常に軽めの焼き加減。
いわゆる棒餃子の様な包み方をしています。
薄めの皮から緑色の餡が透けて見えます。
これもラーメンに入っていた緑宝黒葱なのでしょうか。
餡の緑色は、青ネギではなくてニラだったようです。
餃子を頬張るとニラの香りがぶわっと口の中に一気に広がります。
餡の下味は控えめに設定されているので、タレをつけて味の調整を行うことをお勧めします。
タレを作る際に目に入ってきたのは「自家製まるいの辛いのん」。
辛いのが苦手だったり、体調不良の方は控えるようにと注意書きがありました。
恐る恐るふたを開けてみると、中に入っているのは自家製ラー油の砂の部分の様な唐辛子。
これは辛そうです。
調合済みのギョーザのタレがあったので、こちらに「辛いのん」を控えめに追加。
この量でもしっかりと唐辛子の辛さを感じられました
併せて、唐辛子の旨味もしっかりと活きています。
餃子餡の下味はさっぱり目なのでタレで味の調整を。
辛いのんは会った方が美味しいですね。
辛さもこれぐらいが私には丁度良かったです。
ラーメンも終わりの方で辛いのんを追加して味変。
スープだと餃子のタレに比べて辛さが強く感じられるので入れる量は慎重に。
適度に入れると辛味と旨味が加わり、良い変化になると思います。
ネギたっぷりのラーメンも薄皮の餃子もそれぞれ特徴があって気に入りました。
これが和歌山ラーメンと和歌山餃子の特徴なのか否かは他の店も回って確認したいと思います。
ラーメン○イ 十二番丁店 (ラーメン / 和歌山市駅)
昼総合点★★★★★ 5.0