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「宇都宮の餃子と巨大地下空間をめぐるスペシャルバスツアー」開催レポート

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 東京餃子通信編集長の塚田です。

以前告知をしました「【餃子愛好者限定】宇都宮の餃子と巨大地下空間をめぐるスペシャルバスツアー」を11月2日に開催しました。

開催レポート的にツアーを振り返ってみたいと思います。

盛りだくさんのツアーだったので、かなり長い記事になりますがご容赦を。

www.tokyogyoza.net

世界中が注目するラグビーワールドカップの決勝の日に宇都宮まで餃子を食べに行くという21名の生粋の餃子フリークにお集まりいただきました。

 

 3連休の初日ということもありちょっと早めの朝6時半に新宿駅集合し、すぐにバスに乗り込み宇都宮へ出発。

宇都宮までの約3時間ほど私が作った餃子クイズをひたすら答えてもらい時間をつぶしていきます。

マニアックなクイズを作りすぎて、後半は検索合戦になってました。

 

宇都宮餃子祭りの会場である宇都宮城址公園には、販売し開始の10時にギリギリ滑り込み。

会場と同時であれば餃子も選び放題だろうとのんびり会場内に足を踏み入れると、すぐに自分達の甘さを痛感させられます。

 

既に餃子を求める人たちで大行列。

30分待ちの看板が出ている人気店もありました。

宇都宮餃子祭りは、宇都宮餃子のファンへのファン感謝デー的な位置づけのイベントで、1皿3個の餃子が100円で販売されます。

宇都宮に点在する人気餃子店の餃子がお店に行くよりも安く食べ比べができるのですから、この行列にも納得です。

 

我々バスツアーの参加者は「ONE TEAM」の精神で連携プレーでこの困難な状況を打破することにしました。

運営側を含めて24人の大人がいたため、24店舗に散って餃子を購入するという作戦を取りました。

 

 会場はものの一時間の間に餃子を求める人達で埋め尽くされました。

餃子や食の屋外イベントには何度も足を運んでますが、この勢いはなかなかありません。

 

我々のバスツアーチームは、チームユニフォームとしてオレンジ色の参加者Tシャツを着用。

これが目立って便利。

チームメンバーが、行列の中で取り残されていてもすぐにフォローに行けます。

 

1時間ぐらいかけて販売されていた焼き餃子をすべて購入してきました。

チームの力は素晴らしいです。

 

ユニフォームの背中側には、宇都宮餃子祭りへの出店店舗名が記載されていて、その餃子を食べたらマジックペンでチェックを入れていくというシステム。

ただし食べるのに夢中で、チェックを入れるのを忘れ、結局どの餃子を食べたのかは忘れてしまいました。

 

クラフトビールも一杯500円という破格の価格設定。

餃子浪漫も販売されていました。

 

ツアーガイドという立場ではありましたが、参加者の皆さんと一緒に楽しまなくては!ということで、一緒になって昼間からビールを飲んでしまいました。

 

一通り食べ比べをした後は、宇都宮餃子祭りの会場内を自由行動。

宇都宮餃子アンバサダーの橘田いずみさんのトークショーも開催されていました。

 

焼き餃子ばかり食べていたので、ゆで餃子も食べてみようと物色していると「サラダ餃子」なるキャッチコピーを発見。

 

しそ入りの餃子にゴマと茹でキャベツ、そしてドレッシングが掛かっています。

温野菜っぽい食べ方。

これは屋外イベントではウケそうな食べ方ですね。

 

宇都宮餃子祭りの会場で2時間ほど餃子を満喫した後は、餃子通り周辺を散策。

 

宇都宮みんみんの本店は、土曜日ということもあり大行列。

この写真の反対側の駐車場側まで長い行列ができていました。

 

「正嗣」は、この日はお持ち帰り限定営業でした。

宇都宮餃子祭りには出ていなかったので、正嗣の餃子を買い求める参加者もいました。

私はお土産用の冷凍餃子を大量購入し自宅へ配送。

 

二荒山神社周辺ではお祭りが開催されてました。

 

周辺には御神輿がでたり。

 

3 x 3の世界大会が開催されていたり、盛りだくさん。

 

外も賑わっているので、来らっせも大混雑。

なんと1時間待ちでした。

 

来らっせと同じフロアにあるケバブ屋さんではハラール餃子も出てました。

GYOZAもダイバーシティに対応していかないと、世界に普及しないですからね。

最近、宇都宮餃子を食べにくると外国人観光客も増えているのだとか。

 

 宮島周辺の散策の次に向かったのは、大谷資料館。

地下の大谷石の採掘所跡は巨大な空間になっていて、地下神殿の様な世界を楽しめます。

映画やミュージシャンのプロモーションビデオの撮影に使われたりしているので、見たことあるって方も多いと思います。

 

この地下空間を1時間ほど散策して、次の餃子のためにお腹を空かせるのが目的でした。

 

 大谷石の地下空間散策で、お腹に次の餃子が入る余裕も出来てきたところでディナータイム。

 向かったのは、私が宇都宮に来た際には必ず立ち寄るお店「和の中」。

医食同源を掲げていて、美味しいだけでなく身体に優しい料理が食べられます。

以前、マツコの知らない世界に出演した際にも、スタジオまで来てもらい餃子を茹でてもらいました。

大谷資料館から宇都宮市街地に帰る途中にあるので、立地的にも便利なんですよね。

 

今年発表された食べログ百名店にも選出されたそうです。

自分が好きなお店が認められるって嬉しいですね。

 

今回は店主の趙さんにお願いをして、ツアーのために2時間ほどお店を貸しきらせていただきました。

メニューも豪華で、きくらげと干し豆腐の前菜に始まり。

 

続いて焼き餃子。

和の中の餃子はとにかく皮が美味しいんです。

カリッとした完璧な焼き色。

 

そして茹で餃子。

皮の美味しさが一番感じられるのが茹で餃子です。

小麦の甘味が分かります。

 

そしてスープ餃子。

こちらは薬膳スープと一緒に餃子を楽しみます。

薬膳スープがまた美味しいんですよ。

餃子の味には厳しいツアー参加者たちにも、これらの餃子は大絶賛。

ツアーコースに「和の中」を組み込んで大正解だったようです。

 

餃子の他の料理も評価が高かったです。

こちらは茄子の春巻き。

 

この豚肉がゴロっとしている料理は、黒酢の酢豚。

豚肉がものすごく柔らかかったです。

 

海老香味揚げの香辛料の使い方が絶妙でした。

 

豆苗の炒め物。

シャキシャキ食感がたまりませんでした。

 

締めは石焼餃子チャーハン。

チャーハンというよりはニンニク醤油を使ってご飯の表面を焦がしたおこげ的な料理です。

餃子要素はカリッとした焼き目(おこげ)とにんにくの風味でしょうか。

 

更にはデザートには杏仁豆腐をいただきました。

昼間あんなに餃子をたくさん食べたのに、美味しいものだとお腹に収まってしまうから不思議です。

 

  最後は和の中で集合写真を撮り、帰路につきました。

みんないい笑顔ですね。

 

今回のバスツアーは餃子が大好きな参加者の皆さんにお集まりいただき、一緒にツアーを盛り上げていただきました。

お陰で主催者側も思いっきりツアーを楽しむことができました。

参加者の皆さんには本当に感謝してます。

 

この「宇都宮の餃子と巨大地下空間をめぐるスペシャルバスツアー」は焼き餃子協会の小野寺さんと私の共同企画で始めたものなのですが、パッケージツアーという形で皆さんに参加できるようにするためにBusketというサービスを利用しました。

オリジナルのバスツアーが作れるサービスで、誰でも企画さえあればバスツアーを実現することができます。

これまでも酒蔵を巡ったり、フェスに行ったり、スポーツチームを応援に行ったりと、様々なツアーが実現されてました。

皆さんも行きたいところがあればバスツアーを企画してみるのも良いかもしれませんよ。

一人で行くよりもみんなで行くと楽しさは数倍になると思います。

busket.net

 参加者の皆さんからは「また次のツアーにも参加したい!」という声を多数いただいたので、また何か実現したいですね。

今回の様な屋外イベントに絡めたり、餃子工場見学や地方での餃子食べ歩きなど、いろいろとアイデアはあるので、ご期待ください!