東京餃子通信編集長の塚田です。
「ヤザワミート」というと、ミート矢澤のハンバーグやステーキ、焼肉ジャンボ白金の焼肉など黒毛和牛のイメージが強いと思います。
そんな「ヤザワミート」が、新商品として「ヤザワミートの豚肉餃子」の販売を開始しました。
先日、恵比寿にあるミート矢澤&ブラッカウズ テイクアウト店で「ヤザワミートの豚肉餃子」を試食をさせていただく機会を頂きました。
今回の餃子開発の担当者と広報の方に、餃子を試食しながら餃子の特徴について色々とお話をお聞きしました。
ご飯との相性が良く肉たっぷりの餃子を作りたいと色々と試行錯誤をして、旨味のバランスの良い国産豚のウデ肉に行きついたとのことです。
肉汁ビューっという感じではないのですが、肉の旨味とそれを引き立てる絶妙な味付けが好印象でした。
ニンニクは使わずに、白菜とニラを使っています。
香味野菜としては生姜の香りが強めについていて、これが豚肉の旨味を更に引き立ててくれています。
超粗びきの豚肉に負けないモチモチとした弾力の強い皮を使っています。
羽根とモチモチ皮との食感のコントラストも楽しんでほしいという狙いがある様です。
お店で焼いたもらった餃子はかなり高いでベルの餃子でしたが、これを自宅で再現できるのかがポイントですね。
試食用にいただいた餃子を家でも焼いてみることにしました。
価格は一箱10個入りで通販で買うと1200円(税抜き)と、かなり高級餃子に入る価格設定です。
パッケージを開けると、餃子が10個きれいに並んでいます。
紙箱のトレイを工夫して中で餃子同士がぶつからないようになっています。
餃子と一緒に、同梱されていたのは生姜ラー油と小麦粉。
生姜ラー油はタレの辛味として、小麦粉は羽根に使うようです。
焼き方の手順に従って焼いてみます。
火をつけづに餃子を並べ、先ほどの小麦粉を80mlの水で溶いて作った水溶き小麦粉を投入。
この後に蓋をして中火で蒸し焼きにします。
皮が伸びてしまわないかちょっと心配ではありましたが、強めの皮を使っているので大丈夫なようです。
7分経ったら蓋をとって水分を飛ばします。
仕上げに油を回しかけて羽根が浮いて焼き色がついてきたら完成。
ひっくり返してみると、羽根は上手につきましたがところどころに焦げが発生。
おそらく小麦粉がだまに残ってしまったところが焦げてしまったようです。
水溶き小麦粉は徹底的に混ぜないとだめですね。
とは言え、羽根は非常にいい感じについています。
ひと手間かけてますが、家庭でも羽根付き餃子が作れるというのは良いかもしれません。
茹でからの蒸し焼きというやや長めにお湯につかった状態になっていましたが、皮は伸びずに強い弾力性を残していました。
豚肉も白菜もニラも、かなり粗めに切ってあるため、それぞれの食感が楽しめます。
手作り餃子ならではの食感で満足度は高いです。
試食で食べたのと同様に強い豚肉の旨味が十分に活かされています。
味付けは強めで肉の旨味も強いのに、不思議と飽きがこない餃子です。
1人前5個設定で販売されてますが、一人で10~20個は余裕で食べられてしまいそうです。
餡の味付けがしっかりしているのでタレは不要だと感じました。
今回は付属の生姜ラー油のみをつけて食べてみました。
こちらの生姜ラー油も今回の餃子のために開発された様です。
辛さはあまり強くなく、生姜の爽やかな香りが印象的です。
餃子の餡にも生姜は使われてますが、これくらいたっぷりつけてもちょうど良いぐらい。
羽根をつけるときの小麦粉のだま以外は、上手にできたと思います。
ただ羽根をつけずにフライパン熱々の状態から蒸し焼きにしてカリッと揚げ焼気味に焼いても、美味しく焼けそうな気がしました。
発売時点でかなり完成度が高く、開発者の方もまだまだ美味しくしていきたいとおっしゃってたので、今後非常に期待が持てる餃子ですね。
「ヤザワミートの豚肉餃子」は、現在のところ通信販売と大丸東京と恵比寿にあるテイクアウト専門店での冷凍餃子の販売のみとなっています。
普段使いの餃子というよりもちょっと贅沢な気分になれる餃子なので、ちょっとした手土産にも喜ばれるかもしれないですね。