東京餃子通信編集長の塚田です。
日本初上陸のギョーザとシューマイを出すお店ができたという話を聞きつけまして、シュウマイ潤さんを誘って早速訪問してきました。
向ったのは新橋駅の烏森口から少し歩いた路地を入ったところにある「ナイスアイドル」。
門前仲町の人気店「ナイスアイディア」の系列店です。
開店約1週間後に伺ったので店頭にはまだお花が飾ってありました。
入り口扉にも「日本初上陸の!ギョーザ」と「日本初上陸の!シューマイ」と掲げられていました。
これは期待値上がりますね。
店内はかなり狭くカウンター席が6~7席ぐらい。
カウンターには中華街でよく見かける食べるラー油が並んでいました。
ギョーザとシューマイを注文してまずは生ビール。
ビールはプレミアム・モルツ マスターズドリームです。
お通しにはカボチャのサラダ。
上に食べるラー油が乗っています。
カボチャの甘味にラー油の辛旨な感じが加わってビールのあてに丁度良い感じ。
続いて日本初上陸のシューマイ(6個1000円)の登場。
蒸籠の中に、シューマイと思しきものが6個詰まっています。
日本初上陸だけあって、私の知ってるシューマイとはかなり形が異なります。
普通のシューマイの皮ってこんな大きくてふわふわしてないですよね。
餡の中身も見えないですし。
同行してもらってたシュウマイ潤さんに尋ねても、こんな形のシューマイは初めて見たとのこと。
皮だけでなく、餡も特徴的。
皮の中にはゴロゴロっとかなり大きめにカットされた豚バラ肉が入ってます。
更に、油や肉汁を吸わせるために天かすを入れているそうです。
皮が薄いのに破れたり、くっついたりしないのは、余計な水分や脂分を天かすが吸ってくれるからなんですね。
天かすも某有名天ぷら店のものを使っていて、天かす自体にも旨味がしみこんでいるとのこと。
ほんのりとナンプラーの香りやタマネギの甘味が感じられますが、基本的には豚肉の旨味がしっかり活かされた味付けです。
皮で包んだ新たな蒸し料理って感じですね。
3個ずついただきましたが、食べ応えがある割にはパクパク食べられてしまう不思議な感覚です。
ここでドリンクをお替りということでメニューを見ると熊本ハイボールなるものを発見。
店長のケンケンさんが熊本出身ということで、この様なメニューも用意されています。
ハイボールに赤酒の甘味が加わって結構おいしかったです。
中華料理に合いそうですね。
続いてギョーザ(6個1000円)の登場。
シューマイと同じものを、底面に焼き目をつけて蒸し焼きにしています。
通常の餃子でいうヒダの部分は、超薄皮がひらひらした状態のまま。
巾着袋の様にキュッと絞ってありますが閉じ切ってはいないそうです。
こんなギョーザは初めて見ました。
皮が非常に薄いのでパリっとした非常に軽い食感になります。
底面はパリっとしていて、餡の中身はしっかりした肉の食感。
そして最後に巾着の捻った部分に、モチモチっとした弾力の強い食感を感じます。
食べる部分でどんどん食感が変わっていくのも面白いですね。
ギョーザにも食べるラー油につけていただきました。
豆豉が入っていたので、トッピング的にギョーザに乗せていただきました。
餡の豚バラと食べるラー油の相性が抜群に良いですね。
最初の一つは何もつけずに食べてほしいですが、2個目移行はお好みでラー油をてけて食べると2度楽しめると思います。
「日本初上陸!」掲げているだけあって、我々の固定概念を覆す独創的なギョーザとシューマイでした。
まだまだ進化していきそうで、今後どんな発展をしていくのかワクワクしますね。
ギョーザとシューマイは3個ずつのセットもあるので、ちょっとずつ楽しみたいって方にはこちらをオススメします。