東京餃子通信編集長の塚田です。
京都のひとくち餃子の老舗「泉門天 祇園本店 」を訪問してきました。
祇園の花見小路通沿いの青い看板が目印です。
店内は手前にカウンター、奥の方にテーブル席がいくつかあります。
祇園の老舗店だけあって、かなり落ち着いた雰囲気です。
一番入り口側のカウンターに座り餃子とビールを注文します。
餃子はノーマル版としそ版の2種類がありました。
瓶ビールでキリンを指定するとクラシックラガーが出てきました。
個人的にはクラシックラガーは苦みが強くて餃子によく合うと思っているので嬉しい。
餃子を焼いている間に店員さんとお話していたところ、数年前に運営会社が倒産して大変だったとのこと。
その後、スポンサーが見つかり今も同じ屋号で続けられているそうです。
本家さんのレポートにも書いてありましたね。
10分ほどで餃子が登場。
ひとくちサイズの小さな餃子が10個並んでいます。
「舞妓さん芸妓さんのおちょぼ口でも食べやすいように小さく作った」と紹介されることが多いですが、実はオリジナルは大阪のひとくち餃子だそうです。
焼き目はこれ以上なくカリッと焼けていて、餡はややピリ辛。
食感も味付けもビールとの相性がとても良いです。
お腹にあまりたまらないので、飲んだ後の締め餃子にも良さそうですね。
続いてしそ餃子。
こちらは、新生「泉門天」になってから出すようになったらしいです。
薄い皮から緑色が透けていてきれいですね。
肉は鶏肉をつかっています。
しその香りと相まって、非常にさっぱりした餃子に仕上がっています。
祇園の餃子というと最近では「歩兵」の勢いが強いイメージはありますが「泉門天」にも祇園の老舗餃子店として頑張ってほしいですね。
通販もやっているので、気になる方はお取り寄せも可能です。
泉門天 祇園本店 (餃子 / 祇園四条駅、三条京阪駅、三条駅)
夜総合点★★★★★ 5.0