東京餃子通信編集長の塚田です。
昨年末に旅行で伊東に行ってきました。
歴史のある温泉町には、だいたいいい感じの町中華店が数軒あるものです。
一昨年は「福みつ」というお店を訪問しました。
今回も良さげな町中華店を探して伊東の街をジョギングがてら探索すると、駅から少し離れたところで「源来軒」という新しめのお店を発見。
調べてみると、もともと数軒隣で営んでいた老舗の中華屋さんが昨年移転に伴いリニューアルをしたとのこと。
実は老舗店だったのですね。
店内は非常に明るい雰囲気。
手前がテーブル席、奥にちょっとした座敷席があります。
奥の席は満席で手前のテーブル席に通されました。
メニューは、単品料理から定食、丼物、麺類までかなり豊富です。
ハムエッグとかチキンライスとかがあるあたりが良いですよね。
餃子は一人前500円とやや強気の価格設定。
注文が入ってから厨房で餃子を包み始めました。
包置きはしていないようですね。
ビールは瓶ビールの大瓶と中瓶。
夕飯が控えていたので中瓶を選択。
サービスで大根のぬか漬けを出してくれました。
しっかり漬かってい美味しかったです。
ぬか漬けを肴にビールを飲みながら餃子を待っていると、餃子が運ばれてきました。
なんと一皿8個入り。
これには500円という価格も納得です。
餃子のサイズはやや小さめ。
焼き色は良く焼き気味でいい感じに焼けています。
底面を広く取っているのも良いですね。
皮はやや薄め。
仕上げにギュッとヒダをつぶしているのも素晴らしい。
この一手で餃子が開かなくなります。
パリッと焼けた皮のなかにはキャベツのザクザク食感を残した野菜多めの餡。
香味野菜はニラとにんにくが使われていますが控えめです。
豚肉は量こそ多くはないものの、しっかりと餡にコクと旨味が感じられます。
餡の味付けも丁度良く、タレはなくても良いぐらい。
シンプルなのにとっても美味しい餃子でした。
辛味を足すためにお酢にラー油を多めに投入してみました。
年末の伊東で良い餃子に出会うことができ令和元年も気分良く終わることができました。
ふらっと入ったお店で、こういう餃子に出会えるのが食べ歩きの魅力ですね。
令和2年も精力的新店の開拓をしていきたいと思いますので、是非皆さんの地元の美味しい餃子店のタレコミ情報をよろしくお願いします。
源来軒 (中華料理 / 伊東駅)
夜総合点★★★★★ 5.0