東京餃子通信編集長の塚田です。
打合せで代々木に行ったついでに、ちょっと遅めの昼食を取ろうと商店街をあるいていると「代々木餃子屋」という餃子専門店を発見しました。
お店は地下にあるのですが入り口はこんな感じ。
初めて来るお店なのですが、何となくどこかで見たことがあるような気がします。
しばらくお店の様子を眺めていると色々な餃子店の要素が組み込まれていることに気づきました。
皆さんはいくつ見つけられたでしょうか?
まずは店名の「代々木餃子屋」。
地名+餃子屋という名前なので、特別変わった名前ではないのですが神田神保町の老舗「神田餃子屋」をイメージしてしまいました。(あくまでも私見です)
続いて「肉汁餃子製作所」というキャッチコピー。
こちらは餃子居酒屋で今もっとも勢いのあるダンダダン酒場で一号店から使われてるコピーですね。
このパターンは「肉汁餃子研究所」とか「肉汁餃子酒場」とかのバリエーションを見たことがあります。
そしてロゴは、何となく赤坂のGYOZA IT.に似ていますね。
入り口でメニューを確認。
メニューの構成は餃子の種類や盛り合わせがあるところなどは、水道橋の藤井屋に似てますね。
地下の店内に入っていくと、ランチタイムおわるギリギリのタイミングだったので店内のお客さんは私だけで休憩モード。
もともと蕎麦屋とか居酒屋だったものを居抜きで使っているようですね。
餃子の盛り合わせ定食を注文しました。
餃子4種にスープとライスがついて950円という超お得な価格。
餃子は4種合わせて13個も入ってます。
一人で食べきれるか心配になる量です。
色々な種類の餃子を同時に焼いているのに、焼き目がいい感じについているのはすごいですね。
まずは海老にら餃子から。
中華まんじゅうの様に真ん中にヒダをよせて丸く包んでいます。
そして包んだヒダ側に焼き目をつけてます。
裏面はつるっとした感じ。
皮は結構しっかりしています。
ニラと豚肉のベースの餡にエビが丸ごと一個。
これは贅沢ですね。
ニラの香りと海老の甘味が印象的です。
続いて元祖焼餃子。
一般的なサイズの餃子ですが、皮はやや厚め。
ヒダも深めに刻んでいて、モッチリとした食感が楽しめます。
餡は野菜多めでさっぱり系。
下味は強めについているのでこのまま食べても丁度よいぐらい。
続いてパリパリ餃子。
薄い皮を使って棒型に包んであります。
その名の通りパリパリっとした軽い食感。
餡も少なめでおつまみに良さそうな餃子です。
ごはんのおかずにはちょっと物足りないかもしれません。
ラストは黒豚餃子。
先ほどの元祖餃子に比べると一回り大きく、箸で持ち上げてもずっしりとした重量感を感じます。
焼きはカリッと丁度良い感じに仕上げてます。
皮はかなり厚めで、餡の量もかなり多く食べ応えのある餃子です。
更に餡は豚肉比率かなり高めでジューシーです。
下味もかなりしっかりとついていて肉の存在感も強い餃子なので酢コショウで食べると丁度良い感じでした。
4種類の餃子があって、それぞれ餡に使われている具材や味付けが異なるので飽きずに食べられるのは盛り合わせの魅力ですね。
完食できるか不安でしたが、ペロリと食べてしまいました。
外観は色々な餃子店にインスパイアされた感じのお店でしたが、餃子の実力はかなりのものでした。
今回食べた4種以外にも明太子餃子やキムチ餃子など変わり種の餃子が色々あるので、人数多めで再訪してみたいですね。
代々木 餃子屋 (餃子 / 代々木駅、南新宿駅、新宿駅)
昼総合点★★★★★ 5.0