東京餃子通信編集長の塚田です。
仕事で田町に来たついでにランチ餃子ができるお店を探索。
芝浦口を出て少し歩いたところに「大元」という良い感じに昭和の雰囲気を醸し出す町中華店を発見。
入り口脇には大中小のスリーサイズの岡持ちが出前のスタンバイ。
周りは再開発がどんどん進んでますが、ここは昭和で時間が止まっているみたい。
店内に入ると厨房に面したL字カウンター、壁際にもカウンター。
奥に一卓だけテーブル席があるというコンパクトなつくり。
平日の14時過ぎだったのですがビールの大瓶を注文しているお客さんの比率が高め。
オフィス街の一角ですが、ここだけ異空間の様相です。
壁には写真付きのメニューが目一杯貼られています。
数あるメニューのなかから「咖喱麺」と「餃子」を選択。
餃子は1人前610円とかなり強気な価格設定です。
先に「咖喱麺」が登場。
ミニライスも付いてきます。
これぞラーメン店のカレーというような風味。
調理の様子を見ていたところ辛味はラー油をドバっとかけていました。
ラー油は自家製っぽかったです。
ベースはお家のカレーと大差ないと思うのですが、そこにラーメンスープが加わることで町中華カレーの独特の風味に仕上がっています。
ラー油の辛味も良いアクセントになってます。
半ライスは麺を食べ終わってからの締めに取っておきます。
続いて焼き餃子の登場。
かなり乱雑な並べ方。
あんまりなので箸で整列させて再度撮影。
焼き加減はかなりいい感じですね。
カリッと良く焼きに仕上げています。
焼き色のムラもほとんどありません。
やや厚めの皮を使って皮を伸ばしながら目一杯の餡を詰め込んであります。
ひだの隙間から少し餡がはみ出てしまうぐらい。
皮はやや固めに蒸し焼きにしてありました。
アルデンテっぽく仕上げるのが大元流なのでしょうか。
餡は昔ながらの餃子という感じ。
キャベツは細かく刻まれ、水分も絞り切ってありホロホロっとした食感。
ニンニクもがっつり効いています。
「咖喱麺」に負けないパンチの強さです。
餡の下味はそれほど強くはないのでタレは有った方が良いです。
「咖喱麺」にも入ってたラー油を使って辛味を加えてみます。
私の中では醤油多めで5:5ぐらいの酢醤油にラー油の砂の部分を少々。
このタレを餃子にたっぷりつけて、、、
ライスの上でワンバウンド。
余分なタレをライスが吸ってくれ、同時にライスにも味が付きます。
「咖喱麺」のスープを残していたので餃子のタレとしても使ってみました。
これがまたよく合うんですよ。
揚げ餃子にこのスープかけたのを食べてみたいと思いました。
「咖喱麺」に揚げ餃子がトッピングできれば良いのかも、、、
締めは残しておいた小ライスを「咖喱麺」に投入。
「咖喱雑炊」としていただきました。
カレーにライスですから美味しいに決まってます。
咖喱麺も焼餃子も昼から飲めるお店の雰囲気もとても良かったです。
是非このままの状態で長く続いて欲しいお店ですね。