東京餃子通信編集長の塚田です。
餃子の調理方法と言えば、定番の焼餃子に水餃子、蒸餃子もメジャーな存在ですが、揚げ餃子ってあまり脚光を浴びることは無いですよね。
もう少し揚げ餃子に光を当てたいと思い、最近揚げ餃子の美味しいお店を探しています。
そういえば昨年訪問した中目黒の「宝来」の揚げ餃子が美味しそうだった思い、再訪をしてみました。
前回はランチタイムの訪問でしたが、今回はディナータイムです。
揚げ餃子だと、どうしてもビールが飲みたくなりますからね。
夜は町中華メニューだけでなく、酒の肴も充実しております。
とりあえず瓶ビールを大瓶で。
633は大人の義務教育。
お通しにミミガーを出してくれました。
コリコリしてて美味しい。
もう一品ガツ刺しを注文。
ネギがたっぷりかかっていて、甘酢と豆板醤で味付けがしてあります。
旨辛でビールが進みます。
実はこのオーダーは揚げ餃子を楽しむための伏線なんです。
しばらくして揚げ餃子の登場。
こんがりとかなり強めに揚げてあります。
焼餃子と同じ餃子を揚げているようですね。
ヒダも細かくしっかり閉じられています。
揚げ餃子はこの閉じが肝心。
閉じが甘いと油のなかで爆発してがばっと口が開いてしまいます。
ひとくちで頬張ろうとすると危険。
とにかく熱いんです。
暴力的な熱さで、口の中が火傷必至。
パンパンに餡が詰まった餃子を揚げているからかもしれません。
皮の表面には塩が振られているのでタレは不要。
この塩気と餡のニンニクのパンチが効いた風味がいい感じにビールを進めてくれます。
揚げ餃子に添えられてきたサラダ菜でラップをして揚げ餃子を食べるとさっぱりして美味しい。
これを標準の食べ方にして餃子の数分サラダ菜をつけてほしいと思うほど。
揚げ餃子ってフィンガーフードとしても優秀だと思うんですよね。
立食パーティなんかでももっと活躍してほしい。
ラストはガツ刺しの辛味ネギと一緒に揚げ餃子。
焼餃子でも使うテクニックですが、揚げ餃子との相性も抜群です。
揚げ餃子は数を食べるとどうしても油っぽさが気になってきますが、サラダ菜やネギなど生野菜と一緒に食べると最後まで飽きずに食べられるのでおススメです。
焼いた餃子が美味しいからといって揚げても美味しいかというと、そんな単純なものではないのが揚げ餃子の魅力です。
揚げ方も色々あるので食べ比べをしてみると面白いですよ。
揚げ餃子の美味しいお店を知っているって方がいましたら、是非タレコミ情報よろしくお願いします。