東京餃子通信編集長の塚田です。
姫路で生餃子の直売をやっている「ラーフ農園」の方からご連絡をいただき、試食用に餃子を送っていただきました。
障がい者雇用支援を行っているNPO法人が母体となっている餃子屋さんで、有機野菜の農園の運営も行っていたりするそうです。
新聞記事によると昨年7月から販売を開始して、9月の時点で1日2000個の餃子がコンスタントに売れるようになっているとのこと。
自社の農園で作った野菜を中心に素材選びにはかなりこだわっている様子です。
材料の表記を見ても、玉ネギ、ニンジン、キャベツ、ネギ、ニラ、きりぼし大根、ニンニク、ニンジンの葉など、多くの種類の野菜が使われていることが分かります。
パッケージのシールのデザインもかわいらしいですね。
冷凍餃子は一箱21個入りですが、お店では18個500円~で生餃子の販売をしているそうです。
早速フライパンで焼いてみました。
油をうすく敷いたフライパンを熱々に温めて素早く餃子を並べます。
餃子と餃子の間隔は少し開けた方が良いです。
餃子を並べたら熱湯を使って餃子の上にかかっている打ち粉を洗い流すように注いですぐに蓋。
蒸し焼きの工程に入ります。
数分してお湯が蒸発しきったら、ごま油をフライパンの縁の方から回しかけていきます。
うっすらと羽根ができてくるので、羽根の色がいい感じになったら完成です。
今回はちょっと上げるタイミングが遅れて良く焼き気味になっちゃいましたが、ちゃんと羽根が付きました。
焼き色は丁度良い感じですね。
皮は決して厚いわけではないのですが、しっかりとした弾力があります。
皮にもこだわりが感じられますね。
包みは機械を使っているようです。
ラーフ農園の餃子の特徴は餡の具材。
玉ネギと人参、キャベツなど野菜の甘味が非常に強く感じられます。
新鮮な野菜の風味をギュッと閉じ込めています。
良い野菜は味が濃いですね。
餃子単体でそのまま食べても十分美味しいのですが、ビールのつまみとして食べていたので辛味が欲しくなりポン酢しょうゆにラー油を追加したタレをつけて食べてみました。
子供からお年寄りまで幅広い層に受ける餃子でした。
野菜嫌いの子供でも、これだったら喜んで食べるんじゃないかと思います。
まだ、通信販売は行っていないようですが、餃子の生産量が上げられるようになったら是非通販も始めてほしいですね。