東京餃子通信編集長の塚田です。
良い餃子を出す町中華があるというタレコミ情報を元に西武新宿線の新井薬師駅へやってきました。
東亜学園側の出口を出て線路に沿って高田馬場方面に少しあるいたところで「ラーメン」と書かれた赤いのれんを発見。
こちらが本日の目的地「三幸軒」です。
年期の入った立て看板です。
店内はテーブル席が2卓にカウンター。
年配のご夫婦お二人でお店を切り盛りされています。
テーブル席は地元の常連さんっぽいグループで満席だったので、私はカウンター席へ。
町中華に来たらとりあえずは瓶ビールを注文。
633は大人の義務教育ですよ。
注文が入ると伝票の代わりにメモ帳に正の字をつけていきます。
こちらはおそらくテーブル席の常連さんの注文。
ギョーザの他は、レバニラ、焼肉あたりが人気のメニューの様ですね。
この日はハシゴの予定だったので、つまみは餃子のみを注文。
サービスで冷奴を出してくれたので、こちらを食べながら餃子の焼き上がりを待ちます。
餃子の担当はお母さんの様です。
カウンターの内側からはパチパチと餃子が焼きあがるサウンドが聞こえてきます。
待つこと10分弱、ようやく餃子が焼き上がりました。
一皿6個入りで400円。
サクサクに揚げ焼き気味に仕上げてあります。
こちらは3人前を頼むと福島餃子の様に円盤型に焼いてくれるそうです。
次回は3人前頼みたいですね。
なかなか町中華店では揚げ焼き仕上げの餃子に出会えないのでテンションが上がります。
このサクサク感がたまらないですね。
ビジュアルと香りだけでビールが飲めちゃいますよ。
薄めの皮を使ってますが皮の存在感は結構あります。
緑色の餡がはみ出るぐらいまでパンパンに詰められていました。
餡はキャベツ多めでねっとり仕上げ。
キャベツは細かく刻まれ水気は絞り切ってある感じ。
それなのにパサついた感がないのは素晴らしいです。
このふわっとしながらもコクのある感じの食感の餡をどうやって作っているのか、とても気になります。
下味のつけ方も絶妙で、タレがなくても十分に美味しい餃子です。
ニラ、ニンニク、ネギの香味野菜で風味にアクセントがつけられています。
卓上にあったラー油が気になり、そこに沈んだ砂の部分を使ってタレを調合しました。
お酢6に対して、醤油とラー油を2ずつぐらいの配分にしてみました。
ひだ側にたっぷりラー油が絡むようにタレをつけていただきました。
焼き目を下にして食べると、サクサクした食感がより強く感じられるのでお勧めです。
ここ最近で食べた町中華の餃子ではトップクラスの実力店でした。
この餃子を食べるために、新井薬師駅まで行く価値あると思います。
餃子をこれだけ丁寧に作っているので、他のメニューもきっと期待できると思いますね。