東京餃子通信編集長の塚田です。
新井薬師駅前の「三幸軒」でサクサクの揚げ焼き餃子を楽しんだ後、近くでハシゴをしていこうと近くを散策。
線路を渡り新井薬師方面に歩いていくと「餃子・Darts」と書かれた看板を発見。
餃子とDartsという何とも不思議な組み合わせです。
店名は「894」で「やくよ」と読ませるようです。
餃子を看板に掲げるだけあって手作りの餃子をウリにしている様子。
中野経済新聞の記事によると2013年創業とのこと。
店主さんの実家が餃子屋さんということもあって「餃子がオススメのダーツを楽しめるお店」というコンセプトになったそうです。
7年も店のスタイルが変わらずに続いているので、このコンセプトは成功しているのだと思われます。
店内に入ると、手前はテーブル席と真ん中にダーツのスペース。
かなり広々としています。
奥にはカウンターがあり常連さんっぽいお客さんが店主さんと談笑しながら時折ダーツを楽しんでいました。
餃子を注文し合わせてハートランドも注文。
餃子はニンニク有り無しやエビ入りなどから選べます。
今回は、ノーマルな焼き餃子(ニンニク有)を選択しました。
焼き上がりまでの間のビールのお供にマカロニサラダとポテトサラダの盛り合わせ。
結構ボリュームはあるのですが、残念ながら自家製というわけでは無さそうでした。
5分ほどで焼餃子が運ばれてきました。
大きめの餃子が5個お皿に盛られています。
バーなので、おつまみ的な感じで小さめの餃子が出てくると思っていたので、良い意味で裏切られました。
焼き加減は丁度良い感じです。
焼き面を広めにとっているところが好印象です。
中厚の皮を使ってヒダはかなり深めに刻んでいます。
手作り餃子をオススメ商品に掲げているだけあって、一つ一つ丁寧に包んでいるのが伝わってきますね。
餡はかなりジューシーです。
野菜の比率が高く、キャベツやネギが細かく刻まれています。
水気は絞り切らずに、キャベツのザクザクっとした食感が残されています。
バーのオシャレな餃子という感じではなく、町中華に出てきそうな安心感のある餃子です。
餡の下味は甘めで強めにつけられているので、そのまま食べるか薄めの酢醤油を使うのがオススメです。
手作りの餃子をつまみながらダーツを楽しむというのは、なかなか他ではできないですよね。
次回は私もダーツで遊んでみたいと思います。