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裏・町中華で飲ろうぜ!「大羊飯店」で餃子と633【東長崎】

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東京餃子通信編集長の塚田です。

中華好きの中まで不定期に開催している「裏・町中華で飲ろうぜ」。

今回は、焼きそばマニア、炒飯マニア、餃子マニアが集まって東長崎を散策しました。

私は、今回初めて東長崎駅に降り立ったのですが、池袋駅から西武池袋線の各駅停車で2駅という好立地にありながら、昔ながらの商店街の姿がいまだ残されている貴重な町です。

そんな東長崎駅から商店街を抜けて住宅街の中を進んでいくと、この日の集合場所である「大羊飯店」が見えてきました。

ものすごく雰囲気のある店構えです。

 

太陽飯店でも大洋飯店でもなく「大羊飯店」と書いて「たいようはんてん」と読ませます。

 

店内に入るとかなりご高齢のご夫婦が出迎えてくれました。

前の店主さんからお店を引き継がれてから50年ほど。

創業は大洋ホエールズが優勝した年ということなので1960年、今年で60年目という計算になります。

その年の干支が羊だったので、それにちなんで「大羊」になったというのが店名の由来の様です。


※正確には新生大洋ホエールズとして川崎に移転してきた1955年が羊年でした。

 

50年前から価格改定無しとのこと。

麺類のメニューが映っていないですが、ラーメンはなんと350円でした。

メニューはバリエーション豊富にそろっていますが、これでもメニューはかなり減らしたらしいです。

昔は近くに会社がたくさんあって、かなり繁盛していたらしいです。

 

まずはお約束の瓶ビール。

大人の義務教育633の大瓶です。

 

ビールのつまみとして最初に指定したのがソース焼きそば。

ソースの香りがいい感じです。

中華風の焼きそばも美味しいですが、ビールとの相性を考えるとソース焼きそばが上回りますよね。

 

続いてチャーハンマニア指定のカレーチャーハン。

こちらもカレーの香りがビールを進めてくれます。

紅生姜も良いアクセントになっていました。

 

続いて350円のラーメン。

350円という価格から、あまり期待はしていなかったのですが、これがまた旨い。

チャーシューになると、メンマとトッピングもちゃんとしてます。

鶏ガラでとったスープがしっかりとしてるんですよね。

ほのかに甘味も感じる優しい味でした。

 

そして私の中でのメインディッシュ、焼餃子の登場です。

6個で一人前を二人前注文しました。

 

 

焼き加減は丁度良い感じ。

 

やや厚めの皮を使って両サイドを折るという独特な包み方です。

王将もかつてこれに近いヒダの少ない包み方をしていましたが、この包み方はヒダが少ない分速く包めるんですよね。

 

厚めの皮は弾力もつよくモチモチ食感です。

餡の具材は野菜比率が高くてでさっぱり系。

ニンニクも香ります。

キャベツは絞り切らず適度に水分残してあり、ザクザク食感とジューシーさが感じられます。

始めてきたのに懐かしさを感じる餃子で、白米が欲しくなりました。

 

お酢多めの薄めの酢醤油にラー油をたっぷり入れたタレで食べてみました。

ピリ辛にするとビールが進むんですよね。

 

町の風景の一部となっているような素敵な中華料理店でした。

また、ラーメンと餃子を食べに来たいので、店主さん夫婦にはマイペースに無理せず長く続けてほしいと切に願います。

 

大羊飯店中華料理 / 東長崎駅新江古田駅落合南長崎駅
夜総合点★★★★★ 5.0