大阪餃子通信の現地特派員のミスターOGZです。今回は関西の餃子の老舗店をテーマにレポートしてみました。
大阪の「イチロー 心斎橋店」と神戸の「イチロー&大也」【大阪難波、神戸三宮】
まずは大阪にある「イチロー 心斎橋店」に初訪問します…
こちらも有名店ですが、僕は訪れるのは初めてなんです。
場所は大阪ミナミの繁華街の雑居ビルにあります。
テナントには大阪ミナミの一口餃子で有名な「南平」さんも入ってます。
こちらのお店の女将さん(レンホウさん)は中国の方です。
もの凄くフランクリーでフレンドリーです。
創業20年目で65歳と仰ってましたがめちゃ元気。
カウンターに座り早速注文したのは、数量限定の「上海水餃子」(600円)、「ワンタンスープ(ハーフ)」(500円)。
より本場の味を楽しみたい為、この2品にしました。
女性客には白玉風の「ゴマ団子」も大人気の様です。
料理が出来あがるまでは時間が掛かります。
その間、店内を見渡すと凄い数の来店客の名刺!
ようやく、水餃子が出来あがりました。
プルンとした食感、やや濃い味付けの餡、何も付けなくてもそのままで十分な美味しさです。
続いて、ワンタンも出来あがりました。
熱々のスープで口の中を火傷しましたが、痛みを忘れるぐらいの美味しさです。
ハーフと言わず、フルサイズで注文すれば良かったです。
次に約6年振りに神戸にある「イチロー 三宮店」に訪問しました。
「イチロー 心斎橋店」の姉妹店ですね。
こちらのお店、女将さんに話を聞くと2019年10月1日に「イチロー三宮店」と「大也」が統合店として斜め向かいのテナントに移転開業したとのこと。
イチローは餃子、大也はハンバーグと看板メニューがあるのですが、両方が一店で楽しめることになった訳です。
以前も両店で出前式で互いの料理を食べる事ができました。
注文したのが「イチロー&大也ハンバーグ定食」(980円)…
生憎スープがなくなっていました。
メニューには水餃子や餃子カツなどもあります。
さて15分位の時間を要して、餃子、ハンバーグと順に運ばれてきました。
イチローの餃子はこんなに小振りだったかな…
と過去の記憶と比べながから、その味を確かめてみました。
ここの女将さんは関西一速く餃子を包むことでも有名で、独特のひだに仕上がっています。
カリッと焼き上げられた皮の中から風味・旨味が詰まった餡が口の中に広がります。
酢醤油、味噌、辣油、大蒜で調合したタレに付けて食べると白ご飯が進みます。
そして大也のハンバーグ、箸を入れた途端に肉汁が溢れ出してきます。
あまり使用したくない形容詞ですがヤバイ旨さです。
このコラボ定食は是非、皆さんにも味わって頂きたい絶品料理です。
餃子とおばんざいが楽しめる「三よ志 八幡筋店」【大阪 心斎橋】
「イチロー 心斎橋店」からのハシゴ数分の距離にあるのが、昭和38年開業「島之内 三よ志」の2号店です。
昨年5月にオープンした様です。
こちらのお店でも先代秘伝の味、名物「三よ志の餃子」が味わえます。
「屋台争奪!激突餃子バトル」という企画でも優勝したらしい逸品ゆえ楽しみです。
※2005年11月に池袋餃子スタジアムで開催されたみたいです(ネット情報)
因みに「三よ志」は、黒門・島之内・松屋町と3つの流れがあり、今回訪問したのはその中の島之内から派生したお店です。
かなり前に元大阪特派員の本家さんもそのルーツをレポートされていますね。
さて、こちらの「餃子」(370円)ですが、外はパリッと中はジューシー。
「三よ志 島之内」仕様で皮の両端は開いています。
あと、おばんざいから大好物「ポテトサラダ」(250円)も美味しく頂きました。
西川親娘さん、これからも頑張って下さいネ!
新梅田食堂街の餃子名店「しんきょうPARTⅡ」
大阪キタ、サラリーマンの聖地といえば新梅田食堂街です。
その中に餃子名店があります。
約50年前に創業した「新京」、その流れをくむ「しんきょうPARTⅠ&Ⅱ」。
その二店も30数年の歴史ある老舗です。
今日は「しんきょうPARTⅡ」さんに初訪問です。
カウンターのみの店内に入り、「ギョウザ」(450円)、「ワンタン」(550円)を注文。
最近、ワンタンが置いてある店に入ると必ず注文する様になりました。
ワンタンもギョウザの親戚みたいなモノですからね。
10分足らずで二品が出来あがりました。
ワンタンは寒い季節には身体が温まり最高ですね。
こちらのワンタンは餡の肉もたっぷりで食べ応えがあります。
そしてギョウザ、小ぶり故に10個も入っています。
焼き具合もパッチリ、焦げ目の食感が実に良いです。
餡にはニンニクも沢山入っていてスタミナが付きそうなギョウザです。
思わずビールを注文してしまいました。