大阪餃子通信の現地特派員のミスターOGZです。
京都には暖簾が分かれて食べ比べられるお店が幾つかあります。
例えば「大宮京眠」と「春日京眠」など。
今回紹介するお店「中華のサカイ本店」と「みその橋サカイ」も同様です。
そして両店の看板メニューは「冷麺」!…
餃子ではないです(苦笑)。
しかしながら冷麺と餃子の組み合せは個人的に大好きなので是非セットで食べ比べてみたいと思います。
両店とも一年中、冷麺は食べれますが、特にこれからの暑い時期にはピッタリの食べ合せです。
ちなみに、関西では「冷やし中華」のことを昔から「冷麺」と呼びます。
中華のサカイ本店
「中華のサカイ本店」は、昭和14年に創業。
元々は洋食屋だったらしいです。
店内は11:00の開店から満席。
メニューから「冷めん(焼豚入り)」(750円)と「餃子」(300円)を注文。
冷麺は、焼豚かハムが選べます。
15分程で二品が運ばれて来ました。
まずは京都一、日本一と評される冷麺、胡瓜と焼豚のみのシンプルなトッピング、ズルっと食べると口の中に胡麻ダレのコクのある旨味が広がります。
麺も歯応え喉越し共に抜群です。
そして餃子、カリっといい具合に焼けています。
一口食べると想像以上にニンニクのパンチが効いていました。
酢醤油で食べた後、「冷麺」の胡麻ダレに付けて食べると、これがまた抜群に合います。白ご飯まで欲しくなってきます。
みその橋サカイ
「中華のサカイ本店」からタクシーで10分位の場所にあるのが、暖簾分けされた「みその橋サカイ」。
京都のハシゴはタクシーとバスを上手く活用しないと、足が棒になります。
こちらも正午前だというのに既に満席です。
メニューから先程と同様の「焼豚冷麺」(760円)と「餃子」(270円)を注文します。
名称と値段が「中華のサカイ本店」と若干違いますね。
こちらの冷麺も焼豚かハムが選べます。
10分程で二品が運ばれて来ました。
こちらのお店の方が手際良くさばいている様に思いました。
まずは冷麺、暖簾分け店だけあって看板メニューは見た目には大きな違いはなさそうです。
一口頂きます…
こちらの冷麺の方がタレにコクがありますね。
少しオリジナルからアレンジさせているのでしょうか。
そして餃子、一口食べて…
あれ⁈
ニンニクのパンチがないです。
かなりアッサリとした味付けの餡になっています。
さて、両店の「冷麺」と「餃子」を食べ比べてみた結果、個人的な感想としては「冷麺」は「みその橋サカイ」、「餃子」は「中華のサカイ本店」が自分の好みではないかと思いました。