東京餃子通信編集長の塚田です。
東京、神奈川を中心にチェーン宴会する串かつ居酒屋「串かつでんがな」でマルシン飯店の餃子が食べられるという情報を得て、元住吉店にやってきました。
この日は全ドリンク99円という大盤振る舞いな企画をやっていました。
ラストオーダー30分前というギリギリのタイミングで来たのですが、99円で飲めるならもっと早く来ればよかった。
店の前には串かつよりも目立つ看板でマルシン餃子がアピールされてます。
ただ何の説明もなしに関東の人がマルシン餃子といわれてもピンとこない気がしますよね。
おそらく関西でも京都以外の人はマルシンを知らない人が多いと思います。
マルシン餃子というのは京都の東山にある老舗町中華のマルシン飯店の餃子です。
マルシン飯店はいつも行列している人気店なのですが、生餃子の持ち帰りが更なる人気を博している京都ではだれもが知ってる餃子です。
京都市内にはマルシン飯店の大きな広告が描かれたバスも走っていました。
店内に入りカウンター席に着席。
席に置かれたメニューには、ちゃんとマルシン飯店の紹介がされていました。
水餃子もできますとありますが、串かつ屋さんなので揚げにも取り組んでほしかったですね。
99円の生ビールと餃子、そして串かつ8本セットを注文。
どて焼きも推していたので追加注文しました。
お通しはキャベツ。
ソースをつけて食べれば十分つまみになります。
そしてどて焼き。
濃厚な味噌味でつまみに最高。
スジ肉のトロッとした感じが良いですね。
続いて串かつ。
記憶があいまいなのですが、キス、イカ、紅生姜、ウインナー、鶏、牛、ナス、玉ねぎ、だったかな。
サクサクした軽い触感が良かったです。
餃子も単なる揚げ餃子ではなく衣をつけて串かつにすると美味しそう。
ラストオーダーが迫ってきたのでドリンクを追加。
なにわハイボール。
一般名称は酎ハイですね。
そしてマルシン餃子の登場。
メニューの写真に比べるとかなり薄焼き。
串かつの揚げ加減同様に、餃子の焼き加減にももう少しこだわりを持っては欲しかった。
88店舗もあると専門外の餃子の焼きの指導を丁寧にするのも難しいのはわかるのですが、、、
端っこの一つだけキレイに焼けてました。
全てこれ位にそろえてほしいところ。
薄くてもしっかりと弾力を感じられるのがマルシン飯店の餃子の特徴。
餡が少し透けて見えますね。
下味がしっかりしているのでそのまま食べてもOK。
お好みで酢醤油で味を調整。
そしてせっかく串かつ屋にきたのでソースも試してみます。
餃子とソースってあまりやらないかもしれませんが、意外と合うんですよ。
先ほどのどて焼きのタレも残しておいたので餃子のタレとして利用。
神戸の餃子を思わせる濃厚な餃子に早変わり。
辣油を足してピリ辛にしても美味しいです。
餃子自体はマルシン飯店の餃子なので間違いない味なので、焼きをもう少し頑張って欲しいですね。
とは言え、京都に行かずにマルシン飯店の餃子が食べられるのはありがたい話です。
私はまだ食べたことが無いのですが、マルシン飯店の餃子は揚げても美味しいらしいので、「串かつでんがな」でも是非揚げ餃子か餃子カツに挑戦して欲しいですね