東京餃子通信編集長の塚田です。
本日から冬休みに入った方も多いと思いますが、皆さんどの様な年末年始をお過ごしの予定でしょうか?
普段食べられないような料理とお酒を楽しみたいという方がいらっしゃいましたら西武渋谷店の8Fにある「偏愛食堂」に足を運んでみてください。
偏愛食堂は、食の偏人たちがオススメの店舗を誘致し偏愛ぶりを感じる偏愛メニューを展開する食堂で2週間ごとにテーマが変わります。
この中で私は食の偏人の餃子担当として参画させていただいています。
第5弾の今回のテーマは「地球パブ 地球は、太陽系最大の酒場だ」で、年明け1月4日までの期間限定で池袋の本格四川料理の人気店「蜀一蜀二」と偏人4名のコラボメニューやこだわりの四川料理、そして世界中のお酒が楽しめます。
私もオープン当日の12月23日に「偏愛食堂」に行ってきました。
店頭にはコラボメニューの紹介看板が掲げられていました。
コラボメニュー以外にも四川料理が盛りだくさん。
また世界のビールやワインなども楽しめます。
中国のビールの他、東南アジアやヨーロッパ、ロシアなどのビールも取り揃えられていました。
四川風麻辣ソーセージをつまみながらビールで乾杯。
そして私がメニュー考案させてもらった「台湾ジーパイ風スパイシー揚げ餃子」。
台湾のジーパイの様に表面にスパイスをまぶして香りをつけた揚げ餃子です。
ビールとの相性の良いメニューを考えて欲しいというオーダーだったのでスパイシーな餃子を提案させてもらいました。
「揚げ餃子は薄皮よりもモチモチ手延べ皮で作った方が美味しい」というのが私の持論です。
モチモチ皮を揚げると表面はサクッとして内側はしっとりとするようなパンに近い感じの食感になるんです。
八角やシナモン、花椒など様々な中華系のスパイスがまぶしてあるので食べる前から香りだけでビールに手が伸びてしまいます。
餡の具材はスパイスとの相性も考えて羊肉。
ジューシーかつ肉の旨味が強いためスパイスに負けません。
餃子一個でビール一本ぐらいのペースで飲めちゃいますよ。
こちらはシュウマイ潤さんが考案した「焼売&つけダレの”シューマリアージュ」。
梅ネギタレと麻辣タレのいずれかをかけて食べます。
シュウマイというと醤油にカラシのイメージが強くタレをつけて食べるシュウマイにはあまり出会ったことは無いですね。
私は梅ネギソースで頂きましたが、さっぱりしていて美味しかったです。
こちらはカレー細胞・松宏彰さん考案の「花椒香る皮付き豚バラ麻婆カレー」。
中々スパイスの配分が決まらずにかなりメニュー開発にはご苦労されたそうです。
花椒の他にクミンなどカレーでも良く使われるスパイスが使われています。
麻婆にいい感じにカレー要素が組み込まれていて美味しかったです。
そしてこちらはアイチーさんの「ありそうでなかった?!甘酢ピリ辛サクッと白身魚」
ピリ辛の具合が絶妙でした。
その他の「蜀一蜀二」の料理人自慢の四川料理の数々も美味しかったです。
四川料理の前菜として定番のよだれ鶏。
見た目の通り刺激的な辛さで食欲がそそられました。
こちらはウシガエルのフライ。
柔らかい鶏肉みたいな感じの食感で花椒が効いてておいしかったです。
ツルっと食べられる涼粉。
豆のでんぷんらしいので太い春雨って感じでしょうか。
独特な食感で良かったです。
この羊肉料理は名前を忘れてしまったのですがものすごく美味しかったです
一度茹でた羊肉の赤身にでんぷん粉をまぶして揚げたもの。
竜田揚げのようなものですね。
羊肉の旨味とスパイスの相性が素晴らしかったです。
ビールがいくらあっても足りないぐらいに進んでしまうパブ料理としては最強の実力者でした。
本格四川料理の料理人と食の偏人の探求心で生まれた他では食べられない料理でお酒が楽しめます。
開催日は1月4日までと後1週間ぐらいしかないですが、是非足を運んでみてください。