大阪餃子通信の現地特派員のミスターOGZです。
今回は先日の福岡出張の際に訪れた餃子店をご紹介する「餃子巡礼の第一弾レポート」をお届けします。
福岡といえば、丁度2年前にも黒崎の鉄鍋餃子のレポートをしました。
中でも「やまとぎょうざ本店 鉄なべ」さんは記憶にあります。
今回は黒崎の「鉄なべ」ののれんを継ぐ、博多の「鉄なべ」さんをハシゴ訪問します。
女将さんのおもてなしで迎え入れられる「博多祇園 鉄なべ」【祇園】
まず一軒目は祇園にある「鉄なべ」さんです。
コロナで観光客の行列は出来ていませんでした。
店内に入りカウンターに座ると女将さんさんが優しく接客をして頂きます。
2軒目もある為、「焼餃子」(500円×2人前)、ノンアルビールを注文しました。
店内はかなり賑わっていますね。
あと壁に貼られている有名人のサインや写真がおびただしい数があります。
カウンターの向こう側では熱々の鉄なべを何個も調整しながら餃子を焼き上げている様子が見えます。
10分足らずで熱々の鉄なべが運ばれて来ました。
耳を澄ますと、パチパチという焼ける音がして来ます。
酢醤油、辣油、柚子胡椒を混ぜたタレで頂きます。
一口噛むと…
ホフハフ、アツイと独特のリアクションになってしまいます。
ゆっくり食べないと、間違いなく、口の中を火傷してしまいます。
初めの方は熱過ぎて味は分かりません。
ただ食感がたまらなく良いんです。
これは春巻や唐揚とは違ったサクッと食感です。
後半でやっと餡の味を確認する余裕が出てきます。
餡にはニラがたっぷり入っていて、その風味が良く更なる食欲を促し、箸が止まらないですね。
肉は高温で焼き揚げにしているゆえ、しっかりと火が通り、噛み応えのある硬さになっています。
タレの中の柚子胡椒は本当はマヨネーズと混ぜて食べたかったのですが、「郷にいれば剛に従え」ですね。
閉店ギリギリで滑り込めた「中州 鉄なべ(であい橋店)」【中州】
さて二軒目は中洲にある「鉄なべ」さんです。
本当は「中州本店」に行きたかったのですが、コロナ緊急事態宣言で休業。
そこから徒歩5分位の場所にある「であい橋店」に行きました。
しかし、来店時19時15分には満席、そして19時半にはラストオーダー(閉店)という状況でしたが、運を信じて待つ事にしました。
そして19時28分、座敷席が1組空きました。
ギリギリセーフということです。
席に着き注文したのは、先程の店と同じく「焼餃子」(450円×2人前)、ノンアルコールビール。
こちらのお店の方がお客さんの数や賑わいはありますね。
そして10分程で鉄なべが運ばれて来ました。
一軒目の「鉄なべ」さんより、焦げ目を強く付けていますね。
食感もより硬くザクザクしています。
餡は少な目ですが味付けがしっかりしていました。
何よりも特徴だったのがタレの醤油が濃かったです。
酢も置いてあれば良かったです。
同じ黒崎の「やまとぎょうざ本店 鉄なべ」からのれんを継ぐ「鉄なべ」でも、「祇園 鉄なべ」、「博多 鉄なべ」とそれぞれ似て異なる特徴を持った餃子を出されていますね。
〈宿題店〉※随時訪問予定
●大阪 6
- 「餃子の王様 龍訡」【天王寺】'21 9/7 OPEN
- 「資純」【小路】'21 8/11 OPEN
- 「餃子そして焼味 巣王」【堺筋本町】'21 7/27 OPEN
- 「餃子酒場 リャン」【岡町】'21 7/21 OPEN
- 「1429 ジューシーニク餃子」【難波】'21 4/15 OPEN
- 「水餃子専門店 eight」【高槻】'20 12/7 OPEN
●京都 3
- 「餃之」【河原町】'21 4/25 OPEN
- 「餃子専門店 一丹」【丹波橋】'21 2/8 OPEN
- 「京都餃子 テツノイタ」【天神川】'20 12/9 OPEN
●兵庫 1
- 「TOKI PAO」【三宮】'21 8/8(9/1) OPEN