東京餃子通信編集長の塚田です。
三多摩地区でかつて仁義なき戦いを繰り広げていたと言われる餃子推し中華ローカルチェーン店の満北亭と南京亭。
満北亭は以前小平に行った際に立ち寄ったことがあったのですが、南京亭はロードサイド店が中心ということもありこれまで訪問することが出来ていませんでした。
先日、府中に出かける用事があったので、ちょっと足を伸ばして南京亭の国立店に行ってきました。
場所は中央高速の府中国立ICのすぐ近く。
こちらのお店もロードサイド店ということで大きな駐車場を完備しています。
土曜日の昼時ということもあり店内は満席。
ただし回転が速いのですぐにカウンター席が空き着席出来ました。
この回転速さは中華店の魅力の一つでもありますよね。
ちょうどカウンターの向かいで餃子を包んでいました。
チェーン店ですがお店で餃子を包んでいるんですね。
奥には餃子専用の鉄鍋が2つ見えます。
餃子は4つと2つから選択可能。
餃子をメインで行くために餃子4つとライスのセットを注文しました。
目の前でお兄さんが手際よく餃子を焼き上げてくれて、餃子ライスの完成。
冷奴とお新香、スープがついてきます。
ご飯も普通盛りなのにかなり盛りは多めです。
餃子は驚きのサイズ。
一般的な餃子の3つ分ぐらいはあるんじゃないでしょうか。
鉄鍋に油をたっぷり引いてカリカリに焼いてあります。
焼き機ではなく鉄鍋を使うところにもチェーン店らしからぬこだわりを感じます。
かなり厚めの大判皮を使って餡を大胆に包み込んでいます。
ギリギリまで目一杯詰まっている感じ。
これは一口では食べられませんね。
もちもちカリカリ皮の餃子にかぶりつくとキャベツの甘さとニンニクの香りが一気に口の中に広がります。
野菜多めなのでこれだけ大きな餃子で4つぐらいだったらももたれたり飽きたりする感じはありませんでした。
ただサイズはやはり大きいのでラーメンやご飯物のサイドメニューとして食べるときには2個を選択したほうが無難かもしれません。
餡の下味は控えめなので濃い目の酢醤油で味を調整しながら食べました。
今回はお酢5に醤油5、ラー油2ぐらいの割合で調合しました。
私の中ではかなり濃い目の調合です。
主食になりそうな迫力の餃子ですが、ご飯との相性も抜群。
大きさだけでなく味もメインをはれる実力の餃子です。
餃子が大きいのでタレを表面に付けただけでは足りなくなるかもしれません。
その際には、一龍方式で断面をたれに浸してたれを餡に吸い上げさせましょう。
「一龍方式って何?」という方は、こちらの記事もご覧ください。
ジャンボ餃子にたっぷりのご飯でかなり満腹で大満足。
チェーン店とは思えない餃子へのこだわりと実力でした。
お持ち帰りでたくさんの餃子だけを買って帰るお客さんもいて、南京亭の餃子が地元住民の生活にしっかり根付いているんだということもうかがえました。
通販は残念ながらやっていないようです。
この餃子は冷凍に向かないのかもしれないですね。