東京餃子通信編集長の塚田です。
年末になるとふるさと納税を駆け込みで利用するようになり、返礼品の冷凍餃子が続々と送られてきます。
そんな中で、今回ご紹介するのは栃木県栃木市から返礼品で送られてきた「かくだや」の冷凍餃子です。
「かくだや」は、佐野ラーメンの老舗店「おぐら屋」で修行された店主さんが独立して新栃木駅近くに出店した佐野ラーメンのお店です。
現地には餃子の直売店もあるそうです。
佐野ラーメンの専門店は餃子もこだわりを持って作っているお店が多いので楽しみです。
箱を開けてみるときれいに並んだ冷凍餃子が10個。
かなりどっしりとした餃子ですね。
1個50gもあるそうです。
早速ランチタイムに餃子を焼いて見ました。
サイズが大きいので1人前は5個ぐらいで十分。
餃子の表面についた粉を落とすようにお湯をかけてから蒸し焼きにします。
皮が厚く、餡の量も多いのでお湯の量も多めにして蒸し時間も長めに取りました。
10分ほどできれいな羽根のついた餃子が焼き上がりました。
5個なのにかなり迫力ありますね。
厚皮の餃子は蒸し時間さえ長めにとれば失敗の恐れはあまりないので楽ですね。
ライスと味噌汁と餃子でかくだや餃子定食の完成です。
いい感じに焼き上がりました。
厚皮がカリッとした食感に仕上がっています。
皮はかなり厚めでもちもち食感。
厚さだけでなく小麦の味も感じられる存在感のある皮です。
餡はキャベツたっぷり。
ひき肉も入っているようだがコクを出す程度でごくごくわずか。
そしてニンニクがかなり強めに効いています。
こういう餃子を気兼ねなく食べられるのは、在宅勤務の利点の一つかもしれませんね。
皮ももちもち食感に負けない、キャベツのザクザクとした食感がバランス取れてていて良かったです。
大きな餃子ですが、野菜がたっぷりなのでパクパク食べられてちゃいました。
味付けはそれほど強くないのでタレをたっぷり付けてご飯がすすむ味にして食べました。
一口では頬張れないので、二口目に行く前にもう一度タレを付けます。
断面をタレに当ててあげると、キャベツ餡がタレを吸い上げて餡の味も変化するので面白いですよ。
ボリュームもあって大満足の自宅での餃子定食になりました。
「かくだや」では、餃子の直売はやっているものの通販はまだ取り組んでいない様子。
遠方から手に入れるためには、ふるさと納税しか方法は無いみたいですね。
佐野市を中心とした栃木県南部は宇都宮と違った餃子文化があるので、また食べ比べに行きたいと思います。