東京餃子通信編集長の塚田です。
前回に引き続き茨城県からの餃子レポートです。
黄色い珍来でランチを食べた後に一仕事をして、夕飯を食べにつくば市から北上し筑波山の麓にある「龍神家」に向かいました。
翌日はマラソンレースに備えてのカーボローディング(高炭水化物メニューによるエネルギー蓄積)を行うために昼も夜も餃子です。
「龍神家」は都内での餃子イベントなどで店主さんとは何度も交流させてもらって、いつかは訪問したいと思っていたお店です。
田舎道を抜けていくと大きな看板が見えてきました。
こちらの「龍神家」は、元祖つくば餃子というブランドで、催事や通販などでも餃子を展開している餃子専門店です。
駐車場に車を停めてお店に向かうと立派な門が待ち受けていました。
店主さんの実家であった古民家を改修してお店にしたとのことです。
店構えも立派ですね。
店内も広いのですがほぼ全席埋まっていました。
地元で相当人気のお店の様ですね。
ゆったりとしたテーブル席に着席しメニューをチェック。
餃子は焼き、水、揚げ、炊きの4種類の調理方法で提供されています。
この日は滅茶苦茶寒かったので、炊き餃子と焼き餃子を注文しました。
程なくして熱々の餃子たちが運ばれてきました。
まずは土鍋に入った炊き餃子。
熱々に熱せられた土鍋にグツグツと煮立ったスープ、そしてたっぷりの野菜と餃子が炊き上げられています。
餃子は包み方からして焼き餃子と同じものを使っている様子。
しっかりと炊き上げているため皮の食感は弱めになっていますが、餡のキャベツのザクザクとした完食が残っていて美味しかったです。
スープが餃子に染みていて餃子の旨味も増している感じです。
餃子もさることながらスープが美味しい。
鶏ガラとホタテからとった滋味深い味わい。
冷え切った身体が芯から温まるような炊き餃子でした。
続いて揚餃子。
こちらは店主さんからのサービスということで頂いちゃいました。
黄金色にサクサクっと揚がっていて美味しそう。
つくば餃子の皮は、それほど厚さがあるわけではないのですが、表面さっくり内側しっとりと、揚げ餃子の良いとこがギュッと凝縮されていました。
皮が良いのか揚げ方が上手なのか、、、
私ももう少し揚げ餃子を美味しく作るテクニックについて研究を進めたいと思いました。
揚げた皮のサクッとした食感と、餡のキャベツのザクザクした食感の組み合わせが良いですね。
茨城県産のローズポークというブランド豚を使っているらしく、豚肉の脂の甘味と旨味も感じられます。
車で来てなければ、マラソンレース前日にも関わらずビールに手を出しちゃうところでした。
続いて焼き餃子です。
こちらも丁寧に焼かれていて、焼きムラもなく美しい仕上がりですね。
餃子は毎朝手作りで仕込んでいるそうです。
お店だけでなく通販もテイクアウトも催事もやっているのに、手づつみを続けているってのは、大変な努力だと思います。
餡の味付けはしっかりしているので基本的にお酢だけで美味しくいただけます。
辛みを足すためにラー油を少々追加していただきました。
締めは天草大王ラーメンの醤油。
これでマラソンレースを走り切るエネルギー蓄積ができます
天草大王とい地鶏を使ったスープが特徴です。
あっさりしているけど、しっかりした旨味。
そしてこの細いストレート麺とスープの相性が素晴らしかったです。
この日は一滴もお酒を飲んでないですが、締めに食べたいタイプのラーメンです。
いずれの餃子もラーメンも非常に美味しく、1人で餃子3人前とラーメン1杯を完食してしまいました。
マラソンレース前にエネルギー蓄積は充分できましたが、その分体重も増えてしまったのは不安要素であります。
次回は筑波山のトレランかつくばマラソンのタイミングで訪問したいと思っています。