東京餃子通信編集長の塚田です。
先日、阪神梅田本店食祭テラスで開催された「阪神の餃子マーケット」でプレゼンターを拝命しトークイベントなどに出演させていただきました。
人気餃子の食べ比べやクラフトビールが楽しめることもあり会場は大変賑わっていました。
web.hh-online.jp阪神梅田本店といえば餃界では昨年「溢彩流香 餃子小厨」が出店したニュースが話題になりましたね。
大阪特派員のミスターOGZさんもレポートを上げてくれています。
せっかく阪神梅田本店に来たので、地下2階に降りて「溢彩流香 餃子小厨」を訪ねてみました。
お昼どきでしたが待ち時間は20分待ち。
開店当時に比べれば待ち時間が短くはなってますが、それでもかなりの人気続いていることが分かります。
なかなか予約が取れない「溢彩流香」の餃子が20分待てば食べられるのであれば、そりゃ待ちますよね。
ランチタイムはお食事セットのみの展開。
水晶餃子(焼き餃子)のセットと水餃子のセット、両方が楽しめるよくばりセットがそれぞれ1人前か1.5人前から選べます。
待ち時間の間はガラス越しに厨房を眺めていました。
餃子はすでに包まれたものが用意されている様子でした。
20分ちょっとまったところで店内に。
一人用のカウンター席に座り水晶餃子を注文します。
オーダーしてから10分弱で水晶餃子セットが登場します。
水晶餃子8個に小鉢が3種類、スープ、腸詰め混ぜご飯がついてきます。
腸詰め混ぜご飯がめちゃくちゃ香りが良くて美味しかったです。
この御飯を大盛りにしてほしいとも思っちゃいました。
小鉢はニンジンのマリネとズッキーニ、そして蒸し鶏で、どれも美味しかったです。
前菜が3種類も付くのは嬉しいですね。
そしてメインの水晶餃子。
水晶餃子には浮き粉を使った澄麺皮という皮を使われています。
通常は腸粉や蝦餃など蒸し餃子に使われる皮なのですが、溢彩流香では焼き餃子に使うのがポイントです。
かなり薄焼き気味ですがパリッとした軽い食感に仕上がっています。
この皮はあまり焼きすぎない方が良いのかもしれないですね。
包み方を見てみると、手包みにしてはキレイすぎる曲線。
おそらく成形機で包んでいるのではないかと思われます。
これが予約困難店だった溢彩流香が百貨店の飲食店街に支店を出せた秘密なのかもしれませんね。
ぷるぷるっとした食感は頑張って近いものは出していました。
餡は豚肉と白菜をベースにニラの香りとクワイのシャキシャキ食感。
そして加えて海老も入っている様子。
ただ海老が入っている餃子と入っていない餃子があったような気がしました。
気のせいかもしれませんが、機械で包むとそういうムラも出るのかもしれません。
餡はジューシーかつしっかりと味付けされているのでタレは無くても良さそうです。
もちろんタレにつけてもOK。
酸味でさっぱりとするので、後半の味変に使っても良いと思います。
流石にリンさんが作った溢彩流香本店の餃子の完全再現はできていませんでしたが、この餃子がいつでも食べられるということであれば全然ありですね。
冷凍餃子で通信販売始めてくれれば大阪まで行かなくても家で食べられるようになるので、そちらにも期待したいと思います。