東京餃子通信編集長の塚田です。
今回も3月の大阪遠征のレポートです。
ペガサス餃子を訪問した際に、近隣の餃子店をいくつか教えてもらいました。
宿がお隣の野田駅だったので、周辺でのオススメ店をお聞きしたところ真っ先に「菜花実」の名前が上がりました。
食べログにも載っていないのに地元ではかなり人気のお店。
餃子推しの居酒屋とのことだったので、早速教えてもらった翌日にうかがいました。
場所はJR環状線の野田駅から徒歩1分の好立地。
路地を入ってすぐのところで「菜花実」の提灯を発見。
店内に入ると、美人女将と娘さんと思しき方が明るく迎えてくれました。
カウンター入口側の席が空いていたので、そちらに案内されました。
カウンターも広くてゆったりと食事が楽しめる雰囲気です。
店内を見回すと地元のお客さんでほぼ満席。
奥には職場の飲み会っぽいグループや家族連れ。
カウンターでは若いカップルなど、客層は様々です。
餃子がイチオシになっていますが、それ以外のメニューもかなり豊富です。
どれも酒が進みそうなメニューです。
この日は夜2軒目の訪問だったので、色々と食べられないのが残念。
一杯目はジンジャーサワーを注文しました。
シロップは自家製とのことで生姜の爽やかな風味があり甘さ控えめで好みの味です。
餃子待ちの間は、菜花のナムルをいただきました。
季節を感じられるおつまみって良いですよね。
もう一品、タコとたくあんの大葉和えも注文。
これは日本酒や焼酎が欲しくなるようなツマミでした。
タコとたくあんの大葉和えで焼酎が欲しくなり、黒霧島の水割りにスイッチして餃子を待ち受けることになりました。
そして餃子の登場です。
一口サイズの餃子が8個で一人前です。
超薄皮を使いパリッと焼き上げています。
ヒダ側も軽く焼いてありました。
餡は豚肉がベース。
良質な豚の脂の甘みが感じられます。
キャベツとニラは細かく刻まれ、豚肉によく練り込まれたネットリとしたタイプの餡で、ニンニクがかなり効いています。
更にごま油の香りが良いアクセントになっています。
餃子の餡には辛味は入ってなさそうだったので、薄めの酢醤油に一味唐辛子を加えたタレを調合しました。
一味唐辛子の辛味が加わることによって、ツマミとししての能力は更にアップしました。
女将さんも娘さんもお店の閉店後やお休みの日によく飲みに行くとのことで、相当お酒が好きなんだそうです。
お酒好きがお酒好きのために餃子やおつまみを作ってくれる、非常に居心地の良いお店でした。
こういうお店が地元にある野田周辺の方が羨ましいですね。