東京餃子通信編集長の塚田です。
仕事で新橋に出てきたので帰りに一杯飲って帰ろうかと飲み屋街を探索していると「餃子」と大きく書かれたお店を発見。
雰囲気的に中華屋さんではなさそう。
入店前にネットで調べてみると「スタンドクラシック(stand classic)」という神戸の三ノ宮で人気のおしゃれ立ち飲み屋さんの支店でした。
同じ運営会社が「ギョーザ赤星」という餃子居酒屋も営んでいるので餃子もそれなりに期待できそうです。
新橋のスタンドクラシックでは神戸味噌ダレ餃子を全面に推しています。
店内は落ち着いた雰囲気。
一人だったのでカウンター席に着席。
こちらのお店は立ち飲みではなく、カウンター席に着席できます。
メニューをチェックすると餃子だけでも
- にんにく有り
- にんにく無し(生姜風味)
- しそ餃子
- 揚餃子
- 水餃子
と5種類。
更に焼小龍包やネギワンタンもあります。
シュウマイも人気の様です。
神戸の味噌ダレ餃子についても詳細が書かれていましたが、個人的には微妙だなぁと思う説が有力説として紹介されていました。
諸説ありますってやつですね。
ドリンクもなかなかリーズナブルな価格設定です。
生ビールは税込み429円から。
生ビールはキンキンに冷えた状態で出してくれます。
これからの季節は特に嬉しいですね。
これ一杯で生き返ります。
餃子の前に一品。
餃子、シュウマイと並ぶ人気メニューとのことで麻婆豆腐を注文。
辛さが選べるのですが店員さんに「結構辛いですよ!」と脅かされたので、ひよって辛さレベルはあまり上げずに無難なところを攻めました。
豆鼓を使った結構本格的な麻婆豆腐でした。
ビールはグビグビ進んじゃいます。
ビールをお変わりして餃子をお出迎え。
にんにく無しの生姜風味の餃子を選びました。
きれいな焼き加減ですね。
専門店の様な焼きのレベルです。
餃子は機械で包んだものでした。
皮の厚さは中厚でもちっとした弾力は感じられます。
焼き面はカリッとした食感。
焼きが良いだけで、餃子の評価はだいぶ上がっちゃいますよね。
餡は豚肉とキャベツとバランスよく、生姜の香りが爽やかです。
味噌ダレで味を調整するため餃子の下味はそれほど強く付けずに野菜の甘みや豚肉の旨味を上手に活かしています。
神戸味噌ダレに辣油を足してピリ辛にしたものを餃子にしっかりつけて食べました。
味噌ダレって餃子に合いますよね。
神戸ではお店毎に違う味噌ダレがあるのですが、東京でも色んな種類の神戸味噌ダレが食べられるようになることを期待してます。
先程食べた麻婆豆腐のあんも餃子のタレとして活用してみました。
ピリ辛で刺激のあるタレがかなり良い感じ。
これは新メニューとして出せるレベルかも。
焼き餃子よりも揚げ餃子の方が更に相性が良いかもしれないですね。
餃子とビールと麻婆豆腐を堪能しましたが、スタンドクラシックは日本酒を飲み比べるのがもう一つの楽しみ方。
店内にウォークインセラーがあり、日本酒やウィスキーがずらりと並んでいます。
実際に瓶を手にとって気になる銘柄を探すことができるんです。
四号瓶はボトルキープもできるそうです。
最近お仕事で和歌山県に行くことがちょくちょくあるので平和酒造の「紀土 夏の疾風」を選んでみました。
「夏の疾風」の名前の通り軽くて爽やかで清涼感のある純米吟醸酒でした。
これは気がついたらどんどん飲んでしまうタイプの日本酒ですね。
追加でガリを注文して、餃子や麻婆豆腐の味を一旦リセットしてから「夏の疾風」を楽しみました。
一人で呑みすぎてもいけないので、日本酒は一杯で切り上げ。
次回は日本酒を何種類か飲み比べしたいですね。
スタンドクラシック 新橋店 (立ち飲み居酒屋・バー / 新橋駅、内幸町駅、汐留駅)
夜総合点★★★★★ 5.0