東京餃子通信編集長の塚田です。
先日、コロナウイルスの3回目ワクチン接種のために海老名の大規模接種会場に行ってきました。
ワクチン接種後にお腹がすいたため近くでお昼を食べようと会場近くを散策していると、歩道脇に気になる石碑を発見。
「古代中国の兵士たち よみがえる始皇帝の兵馬俑」
と書かれています。
石碑に近づいていくと、ただならぬ雰囲気の建物が、、、
営業中と書かれていますが、どうやら中華料理店の様子。
こちら「玲鈴」という海老名でも有数の老舗中国料理店でした。
創業は1962年ということなので、60年の歴史です。
建物が兵馬俑たちに守られています。
なかなかの威圧感です。
お店の入り口に向かって赤い橋がかかっています。
橋の手前にはランチタイムのサービス定食の案内が出ていました。
ダブル餃子定食で税別980円。
この店の雰囲気を考えると意外とリーズナブルな価格ですね。
意を決して店内に入ります。
店内も外観からの期待通り。
中国風の音楽も流れていて、雰囲気づくりが徹底されています。
絵やら仏像やら陶器やらと色々と飾られています。
奥にあった宴会用の個室の入り口には大きな壺とお面がありました。
宴会中だったので中は覗きませんでしたが、豪華そうな部屋です。
表に出ていたダブル餃子定食を注文。
待ち時間の間にメニューをチェックします。
焼き餃子は通常価格600円なので、ダブル餃子定食はかなりお得な価格設定だということがわかります。
メニューはかなり豊富でフカヒレを使った料理も色々とありました。
全般的には本格的な中国料理のラインナップの割には、リーズナブルな価格設定になっていて、コースでも3000円から選べるそうです。
しばらくしてダブル餃子定食が運ばれてきました。
餃子が12個にサラダ、スープ、漬物、ご飯がセットになってます。
サラダも定食の割には豪華。
ワンタンの皮を細く切って揚げたものが乗っていました。
中華スープも美味しかったです。
餃子はやや小さめサイズ。
焼き色に若干のムラが有る点は少し気になりましたが、許容範囲内ではあります。
薄めの皮を使ってカリッと焼き上げています。
小さめの餃子ですが、細かいヒダが7~8個刻まれていました。
一つ一つ丁寧に包んでいるのが伝わってきますね。
餡は豚肉多めでキャベツとネギ、ニラが少々。
香味野菜は控えめですが、餡の味付けはしっかりしています。
ジューシーというよりも、豚肉の赤身部分の旨味を活かすタイプの餃子です。
豚肉比率が高く、下味も強めについているので、タレでの味付けは不要。
酢コショウでさっぱりと食べるのが丁度良い感じ。
食後にコーヒーも出してもらいました。
税込み1000円ちょっとで、非日常的な雰囲気の中、贅沢な気分で餃子ランチを楽しむことができて大満足。
公式サイトで見ると個室もかなり豪華な様子なので、宴会で使ってみても良さそうですね。