東京餃子通信編集長の塚田です。
年明けの金沢への餃子遠征では念願の第7ギョーザの店を訪問することができました。
第7を訪問したら他のナンバーギョーザにも行っておきたいですよね。
というわけで第六ギョーザの店を目指すことにしました。
金沢市の中心地である香林坊からは長町武家屋敷跡からにし茶屋町を抜けた先の方。
徒歩だと結構ありますが歩けないことはない距離です。
第六ギョーザの店は住宅街の中にぽつんとあるお店。
第7ギョーザの店と比べるとかなりこじんまりとした家族経営のお店です。
店内はカウンターのみで、ご主人と娘さん夫婦の3人で切り盛りをされている感じでした。
ギョーザの店となっていますが、刺し身や鍋、揚げ物などなどもある居酒屋的なメニュー構成。
金沢おでんもあって、かなりお安い価格で提供させれていました。
餃子を注文して、熱燗とおでんで焼き上がりを待ちます。
ギョーザはノーマルとしそギョーザの2種類。
ナンバーギョーザの歴史についても紹介されてました。
かなりゆるめの紹介ですね。
第四ギョーザの店は存在しなかったようです。
餃子の包みと焼きは若い方の大将が担当。
包み方の手さばきが独特で見入ってしまいました。
会話の感じからおそらくご主人の娘婿なのではないかと推察します。
まずは普通のギョーザから焼き上がりました。
やや小ぶりの餃子をパリッといい感じに焼き上げています。
皮の厚さなどは第7ギョーザの店とは異なりますが、丸みを帯びた感じに包むのは系統としては近いかもしれないですね。
キャベツとニラたっぷりの餡はザクザクとした食感。
ニンニクはおそらく不使用、生姜の香りがすっと鼻に抜けていきます。
専用のタレと一味があったのでこちらを付けて餃子を食べました。
一味のピリ辛がいいアクセントになりました。
続いてしそ餃子。
見た目では普通のギョーザと区別がつかないですね。
皮側から見ると濃い緑色のしそが透けて見えます。
先程の野菜たっぷりの餡に細く刻まれたしそが大量に混ぜ込まれています。
しそ餃子と言うからには、これくらいたっぷりしそを入れてほしいですよね。
爽やかな香りが印象的でとても気に入りました。
第六ギョーザの店は居酒屋的な雰囲気で、お酒と餃子を始めとした各種つまみをゆっくり楽しめるお店でした。
餃子もおでんも美味しかったので、次回金沢訪問時にもまた立ち寄りたいと思いました。