門前仲町の宝家という中華料理屋がスゴイという噂を聞きつけたので行って来ました。
写真では分かりにくいですが、看板にはたしかに宝家の餃子と書いてあります。
このように一見すると普通の町の中華料理店なのですが、夜になると昼とは全くコンセプトの異なる別の店に変身します。
中に入っても店の様子は完全に中華料理店。メニューも、ラーメンに焼き飯、餃子と特段に変わったところはありません。
ところが席について、ビールを注文してから驚きの展開が始まります。
まずはビールといっしょに魚のから揚げがドンと一皿やってきます。
実はこの魚はフグ。フグの唐揚げですよ。
確かに店の端っこにフグの調理免許が掲示されていました。
フグの次に出てきたのが、魚の煮付け。そして超厚切りの刺身の盛り合わせがやってきます。
どれも量も多いですし、味も素晴らしい。調理は親父さん一人でやっているのですが料理の腕はかなりのモノです。
ここまでは、完全に日本料理屋の展開でしたが、やっと餃子が現れます。
「2人前ね」
と女将さん持ってきてくれたのですが、お皿の上には13個の餃子。
1人前は何個だろうと思いましたが、美味しそうなので良しとしましょう。
餃子も手が混んでいて、焼く直前に自家製皮で包んでいます。
これをじっくり時間をかけて焼き上げていました。
皮は薄めですが底がカリっと、皮はモチっとして存在感があって美味い。
餡も非常にジューシー。味付けもしっかりしているので、何も付けなくてもいけるのですがお酢を多めにしたつけダレも合うと思います。
餃子の次にやってきたのは、なんとすき焼き。
また、和食に戻りました。
ボリューム満点。これで3人前とのこと。
お肉も柔らかくて美味しかったです。
そして締めはミニラーメン。またまた中華に戻ります。
ミニといっても、器が小さいだけで麺の量は少なく見ても半玉入っています。
ここまで、ふぐから揚げ、魚煮付け、刺身、餃子、すき焼きと食べてきたので、ほぼ満腹状態だったのですが、完飲しちゃいました。
お会計は3人で14,000円。女将さんが適当に金額を決めている気もしないでもないのですが、これだけ豪華な料理を食べてビールや焼酎を散々飲んでこの価格は安いですね。
聞いた話によると、揚げ物、煮物、刺身、餃子、肉、締めという流れは一緒でも日によって出てくる料理は異なるとのこと。ステーキが出てくることもあるらしいですよ。
味も良かったですが、とにかくボリュームがすごいので、昼は抜くぐらいで胃袋の準備をしていったほうが良いかもしれないですね。
ここは餃子屋?門前仲町「宝家」の脅威のおまかせコース
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