昭和45年に創業したかなり歴史のある餃子専門の会社なのですが、私も先方のご担当者の方から連絡をいただくまで全く知りませんでした。
実はケンちゃん餃子は業務用の餃子メーカー。皆さんもラーメン屋さんや、中華料理屋、ホテルなどなどで、知らないうちにケンちゃん餃子を食べたことがあるかもしれないですよ。
今回はちょっとしたご縁があって、ケンちゃん餃子を試食する機会があったので、紹介したいと思います。

チルドタイプと生餃子タイプと2種類の餃子を頂いたのですが、生の方が私の好みだったのでこちらだけ紹介します。
冷凍生餃子にも餡の具材が2種類あったので食べ比べてみました。
こちらはスタンダードバージョン。
餡の素材にはかなりこだわっているらしく、国産の豚肉を自社で挽いたり、ニンニクを含めてすべての野菜が国産だったり、大島産のミネラル豊富なハマネという深層海塩をつかっていたり、かなり手間とコストをかけていそうな感じです。

餃子の見た目はこんな感じ。
餡もぎっちり詰まっている感じですね。

こちらはライトタイプ。
スタンダードタイプよりも野菜の配分が多いとのこと。

当たり前ですが、見た目はスタンダードタイプと全く同じ。

普通の生餃子と同じ様に焼いてみましたが、きれいに焼けました。
皮に粉がかなり振ってあるので、普通に焼いてもちょっとした羽根が付きます。

包み方は、いかにも機械づつみという感じですが、この皮がかなりの出来です。
かなりのモチモチ感。冷凍してもこの感じが残っているのは素晴らしいですね。
それもそのはず、皮は職人さんがその日の天候によってかくはんや練り具合を調整し、相当な手間をかけて作っているとのこと。

餡は、どちらの餃子も甘めでやや濃いめの味付け。
スタンダード版は、豚肉もたっぷり入っていてかなりジューシー。
最近は濃いめの味付けのラーメン屋が増えているので、餃子の味付けも濃い目が好まれるのかも知れないですね。
野菜は冷凍してしまっているからなのか、大きめに刻まれている割には、ややシャキシャキ感が足りない気もします。

正直、業務用冷凍餃子を甘くみていたところもあったのですが、想像以上の出来栄えでした。
料理のプロがお客さんということを考えると、消費者向けの冷凍餃子より味の基準も高くなのも当然なのかもしれません。
一部商品は個人向けにも販売しているようなので、気になった方はケンちゃん餃子のWebサイトから購入してみてください。