というわけで芸能界No.1と言われるタモリさんの満州餃子の再現を試みました。
細かい材料の量は記載されていないのですがレシピはいたってシンプル。
- 豚肉
- 白菜
- 紹興酒
- 醤油
- ごま油
- 鶏ガラスープ
- 塩
- 胡椒
- アレ
アレというが味の決めてらしい。対決当日タモリさんがマネージャーに買いにに走らせたアレとは豚骨髄が入った中華スープの元、味王(ウェイユー)です。
今回はちょっと贅沢に化学調味料無添加の味王を使用しました。
さらに今回は皮から作っちゃいます。皮の粉は、今回もめん匠。うどん用にブレンドされた小麦粉です。
そして、今回は皮の隠し味にネギ油を使ってみました。皮に風味をつけると餃子の出来上がりの深みが変わってきます。
餡の具材の分量は適当。豚肉は肩ロースとバラ肉を半々にしたものをフードプロセッサーでミンチにします。市販のひき肉を使わずにブロック肉をミンチするだけで餃子の旨さは数倍増になります。
白菜は豚肉とほぼ同量を下湯でし軽くしぼります。味付けは味王を中心に紹興酒、ごま油、鶏ガラスープ、塩こしょう。これも適当に。餡を1時間ぐらい寝かし馴染ませたあとに、一気に包んでいきます。
ついでに水餃子用に馬蹄銀型にも包んでみます。
まずは焼き餃子から焼き上げます。羽根を付けようとしたらちょっと焦げちゃいましが味は抜群。
むちゃくちゃジューシーです。しっかり味付けされたスープが餃子のなかから溢れ出てきます。
ちょっと豚肉が主張しすぎていたので、白菜の分量を増やしたり二ラや生姜、ネギを入れて風味付けをしてみると、もっと私の好みの餃子に近づくかもしれません。
こちらはついでに作った水餃子。餡にニンニクは入っていないので水餃子用につかっても美味しくいただけますね。これも超ジューシー。味王は水餃子にも合うというのは大発見でした。
レシピの分量が分からず手探りでの満州餃子の再現でしたが、自宅のキッチンで満足度のかなり高い餃子を作る事が出来ました。これだけシンプルなレシピでこの旨さ。この辺がタモリレシピの真骨頂なんでしょうね。