浜松餃子まつりでは合計5店舗合わせて焼く40個の餃子を満喫いたしました。
16時でまつりは終わったのですが、高い新幹線代を払ってせっかく浜松まで来たのですから、餃子まつりだけ見て帰るわけには行きません。
というわけで、前回、浜松に来訪した際にも来ることができなかった元祖浜松餃子の石松にやって来ました。
今回は車を借りていなかったので、遠州鉄道のはまきた駅から延々と歩いて石松まで向かいました。
到着したころにはすでに日も暮れかかった夕飯時に。
すでに店の外まで行列ができている盛況ぶりでした。

店内に入ると、浜松餃子学会ののぼりがお出迎え。
「月曜から夜ふかし」にも出演していたんですね。

レジの横には有名人の色紙と写真がずらっと並んでいました。
サインを見てもどれが誰だかわかりませんが、サインを眺めながら待ち時間を潰します。

待ち時間30分ほどでカウンター席に案内されます。
もっと待つかと思いましたが、餃子メインのお店なので回転も速いですね。
円く焼き上げた餃子が食べたかったので、15個入の中を注文。
生ビールも一緒にお願いしました。
焼き時間は10分かからず餃子とご対面。

本当にきれいに並んでいますね。
もやしが真ん中に添えてあるのが浜松餃子の特徴です。
円く焼きあげて、もやしを添えるというスタイルをはじめたのが石松の先代だと言われています。
ごま油を贅沢につかってこんがりと焼かれた焼き目は、食感もさっくりとしていて絶妙です。ごま油の香りも良い感じです。

餡はキャベツと豚肉というオーソドックスな具材。ニンニクも使っているらしいですが、軽く香りづけがされている程度で、ほとんど気になりません。
キャベツが多めなのですが、意外とジューシー。
石松オリジナルのつけダレは、若干甘めの味付けの酢醤油で餃子にもあいますが、もやしに付けて食べると美味い。
口の中が油っぽくなった際に、もやしをたれに付けて食べると口のなかがリセットされる感じで、その後いくらでも餃子が食べられる感じがします。

流石は元祖浜松餃子をうたうだけあって、とても美味しい餃子でありました。
石松ではホームページや電話を通じて通販を行っているとのこと。
老舗の味が気になった方は是非お取り寄せください。

わずか9時間程度の浜松滞在ではありましたが、非常に濃い餃子ライフを送ることが出来ました。
美味しい餃子に囲まれている浜松市民の皆さんに若干の嫉妬心を感じながら浜松を後にするのでした。