東京餃子通信

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神保町の昭和なラーメン店「成光」で出会った絶品薄皮焼き餃子

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神保町駅界隈は明治時代の後半からしばらく留学生があつまる中華街があったことから本格的な中華料理店が多いのですが、一方でいわゆる街の中華屋さん的なお店も沢山あります。

そんな中で気になるお店を見つけてしまいました。
専大前の交差点を大学と逆に皇居の方に向かったところに赤い「東京ラーメン・餃子」の看板。「成光」という中華店です。

こういう雰囲気の中華屋さんって、昔はどこにでもありましたよね。




入り口には大きな赤い餃子提灯が吊るされていました。

外見は昔ながらなのですが、店内は最近改装をされたようで壁もテーブルもとてもきれいです。
とはいえ、昭和な雰囲気をそのまま活かされているのが良いですね。

ランチタイムだったので、店内はほぼ満席。
相席でテーブル席に座りました。




ラーメンと焼き餃子を注文しました。

ラーメンは看板の通りThe 東京ラーメン。
とても懐かしい味がします。

横浜生まれのアラフォーの私にとっては子供のころのラーメンのイメージはこれかサンマー麺のいずれかでした。




餃子はやや大きめ。5個で400円です。
焼き目は非常にきれいに仕上がっています。




皮は超薄皮を使っており、中身の餡が透けて見えるほど。
口に入れた瞬間のパリッとした食感がとても良い感じです。




皮の中からにはよく練られた豚肉とキャベツベースの餡がパンパンに詰まっています。
皮が薄いので、口に入れると餡が全面に出てくる感じ。

焼き目の食感以外は、皮が一切主張してきません。

餡の具材の比率は野菜が多め、キャベツと長ネギのシャキシャキとした食感と甘みが活かされてます。
ニンニクは控えめで、とても優しい味付けです。

とても完成度の高い焼き餃子でした。




外見が気になって入ってみた「成光」ですが、餃子の実力は一級品でした。
薄皮系の焼き餃子ではトップクラスの実力。確実に再訪します。

ふらっと立ち寄ったお店で、おいしい餃子に出会えると本当に嬉しですね。
これだから新規開拓がやめられません。

そんな気持ちにさせてくれた「成光」には、心から感謝したいと思います。

成光ラーメン / 神保町駅九段下駅竹橋駅