前回の餃子を求めて走る!「第3回餃子マラニック」開催(その1)では、雨の中、池袋から庚申塚のファイト餃子、巣鴨とげ抜き地蔵を経て、白山の兆徳までの道のりをご紹介しました。
兆徳は、かつて古今亭志ん朝さんが通いつめていたという、知る人ぞ知る中華料理屋さんです。
雨で濡れた一行は服と頭を入念にタオルで拭いてからお店に入りました。
が、お店のお姉さんからは
「どうしたの〜?傘もささずにびしょ濡れじゃない」
って。普通そう思いますよね。。。
「駅から走ってきました。」
とお伝えしましたが、まさか池袋駅だとは思われなかったでしょうね。
変な集団が押し寄せて、本当にご迷惑おかけしました。
一番奥の席が空いていたので、幸運にも待たずに席につくことが出来ました。
ランチタイムだったのでランチ用のメニューが出されたのですが、そこにはお目当てのものがありませんでした。
こちら兆徳でのお目当ての餃子は揚げ餃子です。
お姉さんに聞くと、なんとランチタイムでも揚げ餃子を出してくれるとのこと。
まずは2人前を注文します。
待つこと10分程、待ちに待った揚げ餃子が出てきました。
あんかけの美しさは感動ものです。
こんな天気の中、走ってきて良かった。
見た目はこってり風ですが、酢豚のような味付けで、非常にさっぱりしています。
揚げた皮のサクッとした食感は素晴らしかったですね。
餡も野菜が多くさっぱりした味付けです。
甘酸っぱいあんかけとの相性バツグンで大変美味しかったです。
最初に半分食べて、断面にもういちどあんかけを絡めて食べるとさらに餡と絡んで美味しくなります。
このあんかけはご飯にかけて食べたら美味しいんだろうなぁ。
ついでに焼き餃子も注文。
こちらもオーソドックスな餃子ですが、丁寧につくられているのが伝わってくる餃子でした。
焼き加減もベストな状態。
カリッとした皮の中には野菜多めの餡が隠れています。
さきほどはあんかけの味で気づきませんでしたが、焼き餃子として食べてみると餡の味付けがしっかりしていることに気付かされます。
一見、普通の街の中華屋さんというたたずまいでしたが、餃子の実力は一級品。
マラニックの一行も大満足でした。
ひっきりなしにお客さんがやってくるので、我々は次の目的地を目指して店外へ。
しかし、雨はまだまだ止んでいません。
ちょっと弱気になった一行は、地下鉄沿いのエスケープ可能なコースに変更をして、次の目的地を出発。
餃子を求めるランナーたちは、まだまだ走るのでした。
次回もお楽しみに!
餃子を求めて走る!「第3回餃子マラニック」開催(その2)
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