ベトナム・ホーチミンで餃子探索は、前回の水餃子ストリートに引き続きチョロン地区で調査を続けました。
次の目的地は「大娘水餃」。
チョロン地区で人気のお店で、近隣に3~4店舗ぐらい出店しているとのことです。
ベトナムでは飲食店の出退店がはげしく、ちょっと人気がでると数店舗一気にできることは珍しくないそうです。
「大娘水餃」は赤い大きな看板が目印です。
店内に入っても「大娘水餃」の大きな文字が出迎えてくれます。
これは外の看板よりも目立っているかもしれません。
明るくて清潔感のあるお店です。
ただし厨房がむちゃくちゃ狭い。
入り口の脇にあるのが厨房です。よくもこんな狭い厨房で中華料理店をやっているものだと逆に関心してしまいました。
注文を迷っていたら、店員さんが日本語のメニューを持って来てくれました。
日本語のメニューが余計に分かりにくいです。
シャロットとラビオリスープというのが、どうやらニラ水餃子のようです。
ラビオリーの揚げ物が焼き餃子。
以前、ラビオリは餃子か否かで盛り上がった事がありましたが、ベトナム人からすると餃子がラビオリの一種のような扱いですね。
シャロットとラビオリスープとラビオリーの揚げ物、そしてビールを注文しました。
まだ2件目ですがガッツリと頼んでしまいました。
ビールはサイゴンとならび地元で人気の333。
これでバーバーバーと読むそうです。
今回はしっかりと冷えたビールが出てきました。
ビールに次いでやってきたのが水餃子。
水餃子ストリートの水餃子は雲呑でしたが、こちらはまぎれもなく水餃子です。
皮はもちっとしていて、餡はニラの風味がかなり効いています。
他の具材も入ってはいるのですが、完全にニラが主役です。
水餃子ストリートの雲呑を食べて、半ばあきらめてはいたのですが、
こんなに南にきても中国の北部の水餃子が食べられる事には驚きました。
続いて焼き餃子。
こちらは一度茹でた水餃子に焼き目をつけただけでした。
底はカリッとしていて、面白い食感でした。
出来上がりは焼き小籠包にとても似ています。
そこはカリッと焼かれていて、おそるおそる皮を破ってみると、なかからジュワーっと肉汁があふれてきます。
餡は水餃子と同様にニラがたっぷり入っていて、とても強い風味がしました。
ベトナム料理ではパルチーを始めとする香菜を使う事がおおいので、ニラぐらいは序の口なのかもしれませんね。
焼き餃子は、日本の餃子には及びませんがそこそこ美味しかったです。
水餃子に関しては、店舗が増えているのもうなずける美味しさでした。
次にホーチミンにくるのがいつになるかは分かりませんが、次回は他の種類のラビオリーにトライしてみたいと思います。
ベトナム・ホーチミンで餃子探索はまだまだ続きますよ。
お楽しみに!
ベトナム・ホーチミンで餃子探索(2):大娘水餃で焼きと水
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