仕事が深夜まで続き、夕飯を食べそこねて11時前。
帰り道でどこかガッツリうまい餃子が食べられるところは無いかと探してやって来たのは銀座八丁目の「支那麺はしご」です。
銀座博品館から中央通りを渡ってすぐのところで、駅で言えば新橋駅の方が近いかもしれません。
銀座駅近くの本店や、その他赤坂などにも支店があるようです。
味もさることながら深夜営業していることが魅力の一つ。
この日も11時ぐらいに来店しましたが、飲みの後の締めでやってきた団体さんや、残業後と思われるサラリーマン3人組などで結構にぎわっていました。
醤油ベースの支那麺と坦々麺(だんだんめん)があるのですが、この日は辛いものがあまり食べたくなかったので排骨麺を注文しました。
サイドメニューで餃子も注文と思い、おしながきを見ると驚きの事実が。
なんと一皿5コ入りで900円。
超高級餃子です。
排骨麺も900円ですから、同じ価格。
とはいえ、口の中はすでに餃子を待ち受けてスタンバイ状態。
ちょっとやそっと高いぐらいでは引き下がれません。
排骨麺は、豚を揚げるのに時間がかかるのか、餃子のタイミングに合わせてくれているのかはわかりませんが、オーダーしてから10分ぐらいたってからやって来ました。
優しい味の醤油ベースのスープに細麺、カリッと揚がったパイクーの組み合わせ。
これで900円なら場所と時間を考えればかなり安い。
ご飯も勧められましたが、深夜ということもあってお断りをしました。
排骨麺を食べ始めるかというタイミングで、餃子もやって来ました。
きっとタイミングを合わせてくれていたんでしょうね。
となりのお客さんも麺がでてきて、その後にすかさず餃子が出てきていました。
遠近法でちょっと見え方がおかしくなっていますが、かなり大きめの餃子です。
通常の餃子よりも一回りか二回り大きな作りです。
皮は厚めでモチモチ系。
ヒダも大きめに作っているので、皮の弾力がかなり強く感じられれます。
このようにヒダの間隔が均一に、かつ平行に並んでいる様は気持ち良いですね。
職人さんの几帳面さが伝わってきます。
餃子を頬張ると口の中には肉汁がジュワーっと広がります。
餡の比率は豚肉8にたいして野菜2程度。
かなり肉々しい餃子です。
餡の食感にアクセントをつけるためなのか、短く刻まれた春雨が練りこまれていました。
餡の味付けは意外とサッパリ目。
化学調味料未使用とのことで、素材の旨味を活かした味付けです。
お酢を中心にしたつけダレにすると、豚肉の旨味がしっかり感じられるてオススメです。
ラーメン店の餃子で一皿900円という価格は賛否があると思いますが、あの大きさの皮に豚肉をパンパンに詰めて、無化調で味付けをしていることを考えると、妥当なのかもしれないですね。
少なくとも一皿900円という価格にチャレンジをして他にない餃子を出しているいる餃子へのこだわりは高く評価できると思いました。
とにかく大きな餃子なので、二人で一皿ぐらいで注文するのがちょうど良そうです。
支那麺 はしご 銀座八丁目店 (担々麺 / 新橋駅、東銀座駅、銀座駅)
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