東京餃子通信編集長の塚田です。
先日、一通の@Tweetを受け取りました。
@love_gz この度は餃子愛溢れるツイートありがとうございました!GYOZA SALONE 2015にぜひお越し下さい!詳細をDMにてご案内致しますのでこのアカウントのフォローお願いします。19日(水)17時迄にフォロー頂けない場合当選無効となります。予めご了承下さい。
— 餃子サローネ公式アカウント (@GRANDATLAS_) 2015, 8月 18
そうです、あの「GYOZA SALONE 2015」の当選案内のツイートです。
料理の鉄人を生み出した小山薫堂さんと餃子の王様ことパラダイス山元さんがタッグを組んだ夢の様な企画。
火曜日にこのTweetを受け取り、開催日の土曜日までの時間が長かったこと。
そしてついに開催当日。
高鳴る胸を押さえながら、代々木VILLAGEにやって来ました。
代々木VIlaggeの中に入るとそこは非日常的な空間。
GYOZA SALONE 2015の会場を目指して森の中を進んでいきます。
会場のcode kurkkuはVIlageの一番奥。
こちらが会場のcode kurkku。
庭に面した非常に開放的な空間です。
席に着くとスパークリングワインが注がれます。
この後、餃子を食べるとは思えない雰囲気です。
会場に集まった招待客の皆さんは、Twitterで餃子愛を声高に叫び集められた面々。
開宴を待っている間も、ずっと餃子の話をしていました。
小山薫堂さんが招集した料理人は5人。
餃界からはパラダイス山元さん、イタリアンの奥田政行さん、フレンチの須賀洋介さん、和食の黒木純さん、パティシエの鎧塚俊彦さん。
この豪華メンバーが、この日のためにオリジナルの餃子を考案してくれているというのです。
シェフの皆さんが守らなくてはならないレギュレーションは、「作る餃子は1点。皮は全員が同じオフィシャルのものを使うこと。そして、何かをつつむこと。」のみ。
後はそれぞれの感性で自由に餃子を創作したとのこと。
待ちに待った開会時間がやって来ました。
まずは総合プロデューサーの小山薫堂さんが開会宣言。
この歴史的な瞬間に立ち会えたことを本当に感謝します。
そしてスパークリングワインで乾杯です。
気持ちがどんどん上がっていきます。
乾杯に続いて、1番手はいきなりパラダイス山元さんの餃子が登場します。
クリスピーフライドポークバジルです。
新宿高島屋で発表されたクリスピーフライドポークの進化版ですね。
今回はフレッシュバジル、大葉に柚子胡椒、タコ、そしてライムが添えられています。
パラダイス山元さんから、今回のGYOZA SALONEに関して「GYOZAという新しい料理のジャンルが注目されるようになると思う」との発言。
そして、自信の作品に関しての解説。
今回は添えられたタコがポイントとのこと。
餃子のサクサクした食感を出すために、二度揚げしているらしいのですが、油にタコを入れているそうです。
まずは餃子だけをいただきます。
ぷっくりと丸まる太った揚餃子にライムをサッとかけていただきました。
これだけの餡を包むのは大変な技術が必要ですよ。
餡は豚肉オンリー。
もちろんゼナキング入り。
生薬の香りとコショウのピリっとした辛味が素晴らしい。
バジルや大葉でサッパリさせて食べると、まだまだ食べられてしまいそうです。
今春の新宿高島屋のクリスピーフライドポークからまた進化を遂げていることに驚きました。
一皿目から、いきなり最高レベルの餃子を食べることができて大興奮。
しかし、GYOZA SALONEはまだまだ続きます。
そして、ある意味クリスピー フライドポーク バジルは、先頭バッターで良かったのかもしれません。
なぜなら、2皿目以降は我々のGYOZAの概念をはるかに超越したものがこの後に続々と出て来たのです。
一気にご紹介したいところですが、長くなってしまったので、それらのGYOZA達は次回ご紹介したいと思います。
乞うご期待!