東京餃子通信編集長の塚田です。
久しぶりに小田急江ノ島線に乗る機会があったので、南林間で途中下車。
南林間には、以前一度来たことがある「こんがりきつね」という餃子専門店があります。
前回は定食メニューでお腹いっぱいになってしまった、今回は別の餃子を食べてみたいと思います。
住所:〒242-0006 神奈川県大和市南林間2-8-19(地図)
お店は駅からは少し離れているのですが、結構お客さんは入っていました。
餃子のメニューが豊富なので今回もどれを頼むか迷ってしまいます。
一個が大きいので一人で来るとなかなか種類が食べられないんですよね。
そんな時、お一人様に最適なセットメニューを発見。
こんがりセット630円で、餃子が3種とキャベツ、グラスビールが付いてくるとのこと。
キムチ餃子としそ餃子は食べたことがなかったので丁度良いです。
ビールを飲みながら女将さんと話をさせてもらいましたが、相変わらず新作餃子の研究に余念がない様子です。
10分ぐらいで鉄板にのった餃子が登場です。
パリパリの羽が付いていますが、それ以前に焼き面の形が変わっています。
三日月型が2個に、三角形が1個、そして正方形が1個。
まずは、三日月形の普通の形をした餃子から。
こちらはこんがり餃子です。
大きい餃子なんのに薄皮。パリッとした食感が印象的です。
ベースの餡は豚肉とキャベツですが、そこに多くの野菜が練りこまれています。
ネギだけでも数種類入っているようです。
そのまま食べても美味しい餃子ですが、つけダレにはポン酢しょうゆベースの餃子ダレと胡麻風味の味噌ダレの2種類が用意されています。
私は味噌ダレが気に入りました。
ゴマの風味が効いていて、餃子の味がさらに深くなったよう気がします。
続いて三角形はキムチ餃子。
ピリ辛程度の程よい辛さです。
餡と一緒に皮にモチが包まれていました。
ただでさえ大きな餃子にモチが入っていて、食べ応えがあります。
四角の餃子はしそ餃子です。
この餃子は大ヒット。
鶏肉ベースの餡に豆腐と山芋が混ぜてある非常いヘルシーで軽い餃子。
先ほどのキムチ餃子とは真逆を行っています。
とても柔らかい食感の餃子を口に入れると、しその香りがふわっと鼻から抜けていきます。
とても独創的な餃子です。
包むのも難しいだろうな。
そして、次に注文したのが土鍋餃子。
前回来た時は、つけ麺のようなつけ餃子として出されていたものが、土鍋餃子としてバージョンアップされていました。
つけ餃子は発想が独特すぎてお客さんが食べ方を迷ってしまっていたので、わかりやすくしたそうです。
熱々の豚骨スープに野菜と一緒に餃子が煮込まれています。
中に入っている餃子はなんと一度焼いたもの。
焼き目の香ばしさを残したかったという事ですが、沼津の餃子に通ずるところがあるかもしれません。
豚骨スープが染み込んでいて、なかなかいけます。
餃子が崩れてしまうので、望ましくはもう少し厚目の皮で包んでもらった方がよかったかもしれません。
締めに、夏限定で出していたという山芋かけ蒸し餃子を特別に出していただきました。
ポン酢をかけてさっぱりといただきます。
これもヘルシーかつ酒のつまみになりそうな餃子で良いですね。
久しぶりの「こんがりきつね」でしたが、常識にとらわれない独創的な餃子たちは健在でした。
新メニュー開発も頑張っているようなので、今後が楽しみです。
ちょっと変わった餃子を食べたい方は、わざわざ南林間まで足を運ぶ価値があると思います。
こんがりきつね (餃子 / 南林間駅、鶴間駅)
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