東京餃子通信編集長の塚田です。
新橋にマトンが食べられるモンゴリアンチャイニーズのお見せができたということで、訪問してきました。
羊肉=ラムというイメージを持っている方も多いと思いますが、羊肉ならではの旨さを楽しむにはやはりマトン。大人の羊です。
新橋駅の烏森口から少しあるいた路地裏にひっそりとたたずむ「BAO」。
BAOというのは内モンゴル出身の店主のお名前。
モンゴルの国旗が目印です。
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店内は、カウンター席と奥に8人まで入れる座敷があります。
カウンター席はとても狭いですが、とても雰囲気の良いお店です。
早速、羊肉料理と餃子を中心に料理を注文します。
ドリンクは、なんと甕出しの紹興酒が一杯300円。
紹興酒だけは1500円で飲み放題にすることもできますが、飲み放題は危険なので自重します。
まず最初にきたのがこちら「羊の塩茹で」。
ものすごい迫力。
もちろんマトンです。
味付けは塩のみ。
数種類の岩塩を使っているそうです。
脂がすごいですね。
羊の脂は、融点が高いから体に吸収されにくいので、意外とヘルシーだったりします。
この羊の香りがたまりません。
こちらは羊のモツ炒め。
羊のモツというのは初めて食べました。
さすがモンゴリアン。
羊の美味しい食べ方をよく知っています。
そして餃子の登場です。
一つ目は紅油餃子。
唐辛子がたっぷりのスープに餃子が浮かんでいます。
見ただけで辛そう。
想像通りスープは激辛。
でも旨いので、またスープを口にしていまい激辛にやられるというのを繰り返します。
こちらの餃子には羊肉は入っておらず、餡は野菜と豆腐。
皮がモチっとしていて食べ応えがあります。
「辛い!辛い!」と言いながら、スープもほとんど飲んでしまいました、、、
旨かったですが、正直なところ餃子自体の味はよく覚えていません。
羊肉の餃子が食べたい方にお勧めしたいのが、こちら羊肉の包子。ボーズです。
モンゴルの蒸し餃子ですね。
こちらは花椒入りの黒酢をつけていただきます。
形は小籠包に似ていますが、皮の厚みがあってモチっとしているので食感はだいぶ異なります。
皮の中にはジューシーな羊肉がたっぷり包み込まれています。
ジュワーっと肉汁が出てきて、口の中に羊肉の香りが広がります。
この味は私好み。
とても気に入りました。
締めは羊のスープ。
こちらも塩味。
さっぱりしているかと思いきや、かなり濃厚。
これも旨い!
羊尽くしの数々の料理に大満足。
羊肉好きの方にはぜひ足を運んでいただきたいお店です。
15名以上で、貸切もできて通常のメニューにはない餃子も作ってくれるそうです。
貸切で餃子パーティも企画してみたいですね。
BAO (アジア・エスニック(その他) / 新橋駅、汐留駅、内幸町駅)