
東京餃子通信編集長の塚田です。
先日、川崎の第一京浜沿いのデカ盛り中華の「新世」に行った際に、その2軒手前に新たな餃子専門店を見つけました。
その名も、手作り餃子のお店「餃餃者」。
事前情報は何もありませんでしたが、餃子メニューも豊富そうだったので試しに入ってみることにしました。
定番の餃子メニューだけで、焼き、水、揚げ、スープ餃子合わせて23種類もあります。
大連出身の店主さんにお話を聞くと、店主のお姉さんが以前お店で出していた餃子のレシピを元に、研究を重ねてお店を出したとのこと。
10月にお店を出したばかりなのに、すでに新メニューや季節限定メニューが店内に掲示されています。
種類が多すぎて、選ぶだけでも大変です。
まずは焼き餃子4種盛り合わせを注文。
生ビールを飲みながら餃子が焼きあがるのを待ちます。
カウンターの中では、2名の中国人の方がオーダーが入ってから皮を伸ばし始めます。
餃餃者ではオーダー毎に皮を伸ばすというこだわりよう。
期待が持てます。
手延のモチモチ皮なので焼きにも時間がかかります。
更に焼き餃子は美しい羽根付きで登場。
今回は、にら、レンコン、春菊、しそのサッパリ系の具材の4種盛りにしてもらいました。
店主さんがつけダレの説明をしてくれました。
焼き餃子はそのまま食べても充分な味付けをしているが、お好みでニンニクダレと黒酢ダレを付けて欲しいとのこと。
左がニンニクダレ。
こちらにはレモン汁が入ってて爽やかな酸味があります。
右の黒酢ダレは胡麻がたっぷりで食べるラー油みたいな感じ。
ご飯にかけても美味しそう。
ニンニクダレをニラ餃子に付けて食べてみました。
お酢ではなくレモン汁というのが爽やかで良いですね。
羽根は柔らか目でパリパリ感が少し足りませんが、皮はモチモチで良い感じ。
ニラが香るベーシックな感じの餡でした。
しそ餃子にもニンニクダレはよく合いました。
レンコン餃子には黒酢ダレをたっぷりと。
胡麻がたっぷり入っています。
モチモチ皮とレンコンのシャキシャキした食感のアクセントが効いていてとても美味しい。
黒酢ダレとの相性も良かったです。
春菊餃子も美味しかったですが、一番香りが強いのでつけダレは不要です。
お姉さんに水餃子でのオススメを尋ねてみると、三鮮餃子が他ではなかなか食べられないのでオススメとのこと。
一般的な三鮮餃子は、豚、エビ、野菜で三鮮のところ、餃餃者ではニラ、卵、エビの餃子になっています。
ニラ玉餃子は私のお気に入り具材の一つではあるのですが、こんなところで出会えるなんて嬉しいですね。
焼き餃子とは包み方を替えて水餃子仕様になっています。
皮はやや柔らかめですがモチモチで旨い。
エビもまるごと浸かっていてかなり贅沢な三鮮餃子の具材です。
水餃子はお好みで黒酢を付けて食べて欲しいとのことですが、私は黒酢無しで充分満足できました。
5種類の餃子を食べただけですが、皮も餡もつけダレもかなりレベルが高いということが感じられました。
定番の23種以外にも新メニューの餃子がどんどん出てくるとのことなので、今度は5人以上で来て多くの種類の餃子を食べてみたいですね。
餃餃者であれば餃子づくしの宴会が出来そうです。
・餃餃者
川崎市川崎区貝塚1-4-17
(電話番号を控えてくるの忘れました、、、)
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