東京餃子通信編集長の塚田です。
朝晩冷え込むようになってきまして、冬の訪れを感じるこの頃。
これからは、鍋の美味しい季節ですね。
最近は、餃子の皮をしゃぶしゃぶに使うなど、鍋の具材としても注目されている餃子ですが、やはり餃子が主役の鍋が食べたい。
というわけで、友人たちを誘って渋谷の九州藩に炊き餃子を食べにやってきました。
九州藩 渋谷宇田川店
アクセス:JR渋谷駅 ハチ公口 徒歩3分
住所:〒150-0042 東京都渋谷区宇田川町17-2 伸工ビルB1(地図)
40年以上渋谷で九州郷土料理を営む九州藩は、九州出身者にも私のような餃子好きにも愛されているお店です。
店内に入るとほぼ満席。
予約しておいてよかったです。
席に着くと本日のお薦めの一番手として炊き餃子が紹介されています。
時間がかかるので炊き餃子は最初に注文します。
合わせて鉄鍋餃子も注文。こちらも15分ぐらいかかります。
せっかく九州藩にきたので「とりあえずビール!」ではなく焼酎のお湯割りで。
餃子が出てくる間は、九州郷土料理の盛り合わせをいただききます。
手作りの辛子れんこんが美味いんですよね。
シメサバもいただきました。
お酒が進んじゃいますね。
炊き餃子に先行して鉄鍋餃子がやってきました。
鉄鍋餃子も九州藩の名物料理の一つ。
店内で手作りされた一口サイズの餃子がぎっちりと鉄鍋に並んでいます。
カリッカリの焼き目と、弾力のある皮が特徴。
九州藩では餃子のタレは鰹ベースのお出汁です。
赤い柚子胡椒をつけてさっぱりといただきます。
これが美味い!
一口サイズの餃子なので箸がどんどん進み、気が付いたら鉄鍋は空っぽです。
続いて主役の炊き餃子が登場というところで、店員さんからボジョレーを薦められます。
偶然この日はボジョレーヌーヴォーの解禁日。
九州藩でワインを薦められるのは初めての経験です。
せっかくなのでいただくことにしました。
そして主役の炊き餃子が登場しました。
旨味たっぷりのスープにグツグツと炊きこまれた餃子。
この餃子は鉄鍋餃子の餃子とは全く異なります。
見た目でわかるように包み方も違いますのが、餡も異なります。
炊き餃子の餡は鶏肉のミンチ。軟骨も入っていてコリコリとした食感が印象的です。
牛すじも一緒に煮込まれていてます。牛すじの旨味もスープに出ているんですね。
これは家庭では作れない味です。
体も心もポカポカになる炊き餃子。
都内でも食べられる店が少しずつ増えてきているので、この冬にぜひ一度お試しください。
また、店員さん情報で、今年に9店舗から渋谷店1店舗に減ってしまった九州藩が、目黒と戸越に復活をして現在3店舗になったという情報を得ました。これは嬉しいニュースです。
次回は目黒店に行ってみようと思います。
郷土の酒と味 九州藩 渋谷宇田川店 (郷土料理(その他) / 渋谷駅、神泉駅、明治神宮前駅)
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