東京餃子通信編集長の塚田です。
以前、東新宿の餃子専門店「あおば」で人気を博していた「マダムローズの餃子」。
「あおば」閉店後は、六本木で「マダムローズの餃子」が食べられるとか、いろいろと噂は聞いていたのですが行けずじまい。
この度、池尻大橋に「マダムローズの餃子」を受け継ぐお店ができたと聞きつけ、池尻大橋までやってきました。
店の前にはお洒落な看板がかかっています。
外観からも女性客が入りやすい雰囲気を上手く作っていますね。
カウンターは掘りごたつ形式。
カウンター自体も奥行きも余裕がありますね。
カウンター席なのに、ものすごくゆったり座ることが出来ます。
奥には個室が一部屋あるようでした。
まずは生ビールを注文してから、食事の注文を考えます。
銅製のタンブラーに注がれて出てきました。
なんだかいつもよりビールがおいしく感じられます。
餃子だけでもずらっと7種類。
そこそこ良いお値段なので悩んでしまいます。
注文を悩んでいると、カウンターのお姉さんから「はじまりの膳」という、5種類の焼き餃子を1個ずつ焼いてくれるセットがお得とのアドバイスを頂きました。
元祖あおば餃子はニンニクと生姜入が選べたので生姜を選択。
餃子を焼いている間に御膳がセットされます。
小鉢にキュウリとカレー風味の玉葱漬けが盛られていました。
そしてタレが4種類用意されています。
先ほどのはじまりの膳の説明書きの裏には、餃子タレについての解説が書かれています。
餃子の名前の下にあった丸の色を見るとオススメのタレの種類がわかる仕組みになっていました。
予習が完了したところでついに焼き餃子はじまりの膳が登場しました。
小ぶりではありますが、美しいフォルムの餃子が5個整然と並んでいます。
まずは元祖あおば餃子。
こちらがマダムローズが作った餃子です。
マダムローズについては、以前こちらの記事に詳しく書いたのでご覧ください。
薄皮ととろとろのコラーゲンたっぷりな感じの餡の食感は、以前食べたものと同じです。
生姜の風味が良いですね。
こちらはタレは付けずに頂きました。
お店のお姉さん曰く、新宿で出していた時よりも更に改良がされているとのことです。
続いてしそ餃子。
大葉がたっぷり入っていて、非常にサッパリしています。
酢醤油で頂きました。
この酢醤油も美味しいです。
パクチー餃子には少しピリ辛なサンバルソースを付けて食べます。
餡は鶏肉ベースでサッパリ系。パクチーの香りとサンバルソースでエスニックな風味に仕上がっています。
続いて十五野菜餃子。
こちらは十五種類の季節の野菜と更には生薬が入っている超健康的な餃子。
ご馳走ラー油を付けていただきます。
このラー油も辛味は抑えめでとても美味しい。
ラストは海老がまるまる一匹はいった餃子。
とても贅沢な餃子です。
見た目のインパクトもありますが、海老のプリプリした食感が印象的でした。
こちらもご馳走ラー油でいただきました。
はじまりの膳を堪能したところで、ビールから焼酎に切り替えます。
芋の香りの強い「白玉の露」をお湯割りで。
この陶器も良いですよね。
続いてモロッコの餃子にインスパイアされて生まれたという三角餃子。
モロッコ餃子ってサモサですかね?
春巻きの様なサクサクした食感に仕上がっていて、酒のつまみとしてよく合います。
奥から
- 海老アスパラ
- サンバルピッツア
- ハニーペッパーチーズ
- カプレーゼ
私はピリ辛のサンバルピッツアが特に気に入りました。
他のも美味しかったです。
締めは水餃子でサッパリと。
喉越しのよいツルツルっとした皮が特徴です。
美味しい餃子とお酒でゆったりとした時間が楽しめる、とても居心地の良いお店でした。
餃子以外の料理もヘルシーで美味しそうなものが並んでいたので、再訪したいと思います。
女性も入りやすい雰囲気なので、こういうお店が餃子女子会に使われるのでしょうね。
東京餃子通信では、皆さんからの餃子情報をお待ちしております!