東京餃子通信編集長の塚田です。
大宮方面での仕事の帰り道、だいぶ前にタレコミ情報をもらっていたお店に立ち寄るため戸田駅で途中下車をしました。
戸田駅から市役所方面に1.5キロぐらいあるいたところに今回の目的地「鴻園」があります。
いかにも昭和の中華料理店という店構え。
私の生活圏からするとタレコミ情報をもらわずに偶然見つけるということはなかったでしょうね。ありがたいです。
お店に着いたのは18時前。
まだ時間が早かったのか店内には誰もお客さんはいませんでした。
餃子を注文し、ビールを飲みながら焼きあがるのを待ちます。
おつまみに鶏ハムのようなものを出してくれました。
餃子は年季の入った餃子鍋で焼かれています。
大きめなサイズの餃子を、最初はお湯たっぷりで茹で上げていました。
茹で上がりを確認してからお湯をすて、油をさしてこんがりと焼き目つけて出来上がり。
調理時間は10分以上かかって、ようやく焼き餃子の登場です。
なかなか迫力のあるサイズの餃子です。
これで480円は安い気がします。
真ん中が少し白くなってしまっていますが、キレイな焼き色ですね。
カリッと焼きあがっています。
超細かくつけられたヒダが特徴。
細かいのにヒダが深い!
これは技術が求められますね。
加水率高めのモチモチ系の皮なので、ヒダの重なった部分はかなりの弾力があります。
弾力は強いですがゴワゴワした硬さは全くなく、非常に良くできた皮でした。
餡の具材は豚肉多めでガッツリ系ですが、味付けはとても優しい感じ。
皮が主役で餡は引き立て役といっても過言ではありません。
お好みで少し酢醤油をつけて味付けを濃くして食べても良いかもしれませんが、全体としてとてもバランスのとれた完成度の高い餃子でした。
この日は次の予定があったので餃子とビールだけで終わりましたが、メニューにはフカヒレやらカニやらエビやら、お店の雰囲気からは想像できない高級食材をつかった本格的な中国料理のメニュー多数。
餃子の出来栄えからして、大将のこだわりや技術は相当高いとみたので、機会があれば他のメニューも食べてみたいと思いました。
タレコミ情報のおかげでとても良いお店に出会うことができました。
東京餃子通信では、皆さんからの餃子情報をお待ちしております!
