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沖縄餃子ツアー5:沖縄では珍しい薄皮に包まれた「餃子亭」の餃子たち

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東京餃子通信編集長の塚田です。

沖縄餃子ツアー初日は、家族旅行だというのに半日で餃子店4軒をハシゴ。
ちょっとやりすぎたので、2日目は子供達の希望をかなえるため、午前は宜野湾でベイスターズのキャンプ、午後は北谷でベイスターズ対ドラゴンズ戦の練習試合観戦、そしてお土産のショッピング、締めは沖縄民謡が聞ける郷土料理屋さんとういう充実した沖縄観光コース。

しかし、那覇の夜はこの日が最後、どうしても行っておきたい餃子屋がありました。

波上宮近くのちょっと怪しげな地域にポツンとある「餃子亭」です。

初日に麦酒男さんに連れて行ってもらったのですが、残念ながら臨時休業だったのが心残りで翌日電話をしてみると、なんと繋がるじゃないですか。



というわけで夕飯後に波上宮方面に向かいます。
県庁前駅からは1.5キロぐらいなのでゆっくり歩いて行くことに。

お店の近くまでくると「餃子」と書いた提灯を発見。

やっているじゃないです。



昨日はあんなに暗かったこの通りに、黄色い看板が眩しく光っています。



閉店時間にもなっていないようです。
ホッとひと安心。



店内は団体の予約が入っていたようでほぼ満席。
この予約が入ったから店を開けたのかもしれませんね。

カウンター席に案内されたので、厨房が見えるベストポジションに陣取ります。

まずはオリオンビールの生を注文。



餃子は種類が豊富。

これまで沖縄で出会った餃子屋さんには焼き、水、蒸しの3パターンしかありませんでしたが、こちらはちょっと違った方向性で攻めているようです。

通常の焼餃子と、麦酒男さんオススメの軟骨入り焼餃子を注文しました。



餃子は作り置きをせずに注文が入ってから包んで焼くため、ちょっと時間がかかるようです。



待つといっても10分もかからずに焼餃子と軟骨入り焼餃子が登場。

うっすらと羽根が付いていますね。



こちらが焼餃子。
多少焼きムラがありますが、パリッとしたいい感じの焼目です。



そしてこちらが軟骨入り焼餃子。
一皿の個数以外は見た目では区別つかないですね。



皮はかなり薄めで、餡の野菜が少し透けて見えます。



沖縄で出会った餃子の中では珍しい薄皮タイプ。

前日にモチモチ系の餃子が続いていたので、パリッとした食感が際立ちます。

餡の具材は、やはり豚肉多めです。



味付けはかなり強目でタレは必要ないぐらい。
ビールがどんどん進んでしまうおつまみ的な役割の餃子です。

お酢と醤油を1:1のタレが進められていましたが、これでもかなり濃い味になりそうなのでやめておきました。



味付け濃いめでジューシーなので、お酢とコショウが合うのではないかとちょっと試してみました。



この餃子にはお酢とコショウは合いますね。
お酢が脂分を取り去ってくれるので、豚肉の味が際立ちます。

粗挽きのブラックペッパーだったらもっと良くなると思います。



もう一つの軟骨入り焼餃子には細かい鶏軟骨が餡に練り込まれています。

コリコリとした食感がアクセントになっていてこれも美味しい。



オリオンビールに変わって、泡盛を水割りで。
泡盛はロックやストレートで飲むものだと思っていたのですが、古酒でない限りは水割りが一番美味しい飲み方なんだとか。



お代わりの餃子を物色していると目の前に水餃子のプレートを発見。

「皮も具も手作りです!」とのことなので、締めは水餃子にすることにしました。



豚角煮入り焼餃子もものすごく気になったのですが、今回は断念。
次回沖縄訪問の楽しみとして残しておくことにしました。



水餃子を注文するとカウンターの内側でパスタマシンらしき機械がセッティングされます。

事前に作られた生地をパスタマシンで伸ばして、円形に抜くという製法です。
これは一見手抜きのように見えますが、均一の厚さの皮を作るためには非常に合理的なやり方です。

皮伸ばしから5分程度たった水餃子の登場です。

なんとヒダなし餃子。
確かに伸ばしたての餃子だとこの包み方はやりやすいですね。



餡は少なめでちょっと厚皮のワンタンのようなイメージ。

食感についてもツルッとしていて喉越しの良い感じ。
皮を食べているという印象を強く与えてくれます。



餡は少量なのですが豚肉比率が高いのでジュワッとした肉汁は感じることができて、満足度は高かったです。



水餃子を食べ終わった後に、メニューを見直すと一番大きい扱いだったのが数量限定の「もちパリ餃子」でした。

おそらく水餃子と同じパスタマシンで伸ばした皮で包んだ焼餃子なのだと思います。
あの皮は水餃子よりも焼き餃子の方が相性が良さそうですね。

焼餃子よりもこちらを頼むべきだったと少し後悔しましたが、こちらも次回の楽しみに取っておくことにしました。



もう一つ気になるメニューを発見。
角煮豚まんが、とっても可愛い。

これもお腹に余裕があれば食べたかったところです。


臨時休業を乗り越えて食べることが出来た餃子亭の餃子達はなかなかの実力派ぞろいでした。

今回は気になりながらも「もちパリ餃子」「豚角煮入り焼餃子」「角煮豚まん」は次回に持ち越しになりましたので、今度沖縄に来た際には必ずや食べたいと思います。

餃子亭
夜総合点★★★★ 4.0

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