東京餃子通信編集長の塚田です。
昨年末に「リンガーハットの「GYOZA LABO」が経産省実証事業で1月中旬に餃子ロボット導入」というニュースが出ていたので、どんな餃子ロボットが働いているのか見学に行ってきました。
向かったのはリンガーハット新宿神楽坂店。
東西線の神楽坂駅が最寄駅です。
ちゃんぽんや皿うどんのイメージが強いリンガーハットも、最近は餃子をかなり推していますが、ここ新宿神楽坂店はリンガーハット初の生餃子直売所併設店です。
生餃子を10個250円という、かなりリーズナブルな価格で提供しています。
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ガラスケースのなかには、たくさんの生餃子がずらっと並んでいます。
この餃子たちは、餃子ロボットが作ったものなのでしょうか?
生餃子直売所のガラスの向こうには大きな2本のアームがある立派なロボットがいました。
世界的な産業ロボットメーカーABB製のロボットです。
これいくらするんでしょうね。
残念ながら、ロボットはお休み中だったので作業を行っている様子は見ることができませんでした。
とても優秀そうに見えるこの餃子ロボットですが、彼ができるお仕事は餃子を作ることじゃないのです。
彼のお仕事はなんと「箱詰め」。
あまりこのロボットの凄さが伝わってきませんね。
動いてるところが見たかったなぁ。
ロボット見学はあっという間に終わったので、お店に入って肝心の餃子をいただくことにしました。
店内でもかなり餃子推し。
ぎょうざ15個の定食、さらにご飯大盛り無料で税抜き590円。
価格的にはかなり攻めてますね。
数字だけ聞くととてもお得感があります。
そして生ぎょうざ販売も全面推し。
ただ、直売所が見えるいちの席に座っていたのですが、私がお店にいた30分ぐらいの間で、生餃子は一つも売れていませんでした。
餃子ロボットの活躍の機会があるのか心配になります。
ぎょうざ定食にしようかと思ったのですが、とっても気になるメニューを発見。
霜降り白菜とかにの豆乳クリームちゃんぽん。
普通はキャベツが中心のちゃんぽんですが、白菜を使ってます。
さらに、最近はまっている豆乳。
これは頼まない訳にはいきません。
ぎょうざセットもあったので、そちらを注文。
しばらくして霜降り白菜とかにの豆乳クリームちゃんぽんセットが運ばれてきました。
カニもタップリのっていて、贅沢な具材です。
野菜ももやしでかさましをするのでなく、白菜たっぷり。
これは嬉しい。
とっても好みの味でした。
セットについてきたぎょうざもいただきます。
焼き目はギリギリ合格点。
価格の割には餡がたくさん入っていてまるまるしています。
包み方も特徴がありますね。包む専用の機械もあるのでしょうね。
皮に米粉が使われているらしくサクッとした軽い食感です。
薄皮の中の餡はかなり野菜多めでヘルシー。
柚子胡椒がついてくるのでこちらをつけて食べるのがオススメ。
ラー油だと油が気になる方もいると思うので、柚子胡椒でさっぱりいただくのも良いですよね。
今回は残念ながらロボットの実力を確認することができませんでしたが、外食だと不足しがちな野菜がたっぷりとれて、ぎょうざの価格もリーズナブルで、ランチとしては満足しました。
このままだと餃子ロボットは仕事を失いそうなので、Pepperを連れてきて餃子を売らせた方が良いのではないかと思いました。
東京餃子通信では、皆さんからの餃子情報をお待ちしております!